昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

『正解するカド』その1

正解するカド(17~)
突如日本に現れた謎の巨大立方体
「カド」とその所有者、
ヤハクィザシュニナと人類との
邂逅を描いたSFアニメです。

コミカライズ版もあります。

※ネタバレが避けられませんので
知りたくない人は読まないでください。

主人公は外務省の主席事務官、
凄腕ネゴシエーター
真道幸路朗。
(しんどう こうじろう)

ちなみに30歳。

ある日、羽田空港で真道と
部下の花森を乗せた旅客機が
「カド」に呑み込まれてしまいます。

一体あの物体は何か、
252名の乗客はどうなったのか、
当然日本は大騒ぎに。

第一話では消防、自衛隊まで
出動して立方体をあれこれ
攻撃してみますが無傷。

しかし唐突に立方体の天井が開き、
階段を上がって真道が顔を出します。

謎の人物ヤハクィザシュニナと
共に……。

ここで第一話は終了、EDへ。

(コレはすごい作品が
始まったぞ……!)

リアルタイムで観てて
ワクワクが止まりません
でしたね。

ヤハクィザシュニナは
この宇宙の外=異方
(いほう)から来た人物。

第二話では人類とどう
コンタクトを取っていいのか
迷って、真道の助言で修正
したりと頼りにするエピソードが。

真道「お前、パイプ椅子似合わないな」

友好的な関係を構築したから
こその軽口なのに、

延々理屈っぽい反論されたりと
宇宙人というか曖昧さを許さない
ロボットのような

人間味のなさが序盤で出て
ましたが、次第に人間らしく
なっていきます。

「私はこの世界を推進する」

その言葉と共に、様々な
超便利アイテムを
人類に与えます。

・電力を異方から無限に
取り出せる装置「ワム」

・睡眠を不要にする
「サンサ」

ありがとう美形のドラえもん……!

しかしやはりうまい話には
裏があるもの(詳細は秘密)

結論から言うと「デウス
エクス・マキナ」的解決法
なので、当時物議を醸しました。

あと花森さんが気の毒でならない。

終盤には賛否両論あるものの、
作中の便利アイテムなどに関する
話は色々考えさせられて
本当に面白いです。

 続きはまたそのうちに。