昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

野田サトル『ゴールデンカムイ』その8

第22巻、本日発売です!!

記念に語ります。
肝の部分はぼかしますが
ネタバレにはご注意ください。

今巻は大雑把に言うと

・鶴見一派からの逃亡に成功。

・北海道へ戻り、金塊を探していたら
新たな囚人と出会う。

・引き続き鶴見サイドVS土方サイド。

前巻で鶴見中尉には頼らず
逃げることを選んだ杉元と
アシリパ

頭巾ちゃんと白石も合流します。

白石「悪いな谷垣
この馬は四人乗りなんだ」

スネ夫っぽい言い回しですが
インカラマッが人質にされてる
谷垣を心配しての台詞なのがいい。

谷垣も離脱を決めますが
その辺りは次巻で描かれます。

今回はシリアス大目なのに
鯉登パパにべったりくっついてる
鶴見中尉が怖いんだか面白いんだか
どんな顔をすればいいのかわからない……。

流氷に乗って逃亡成功した
杉元・アシリパたち4人が

シーツをかぶったまま
クリオネ話で盛り上がってる
シーンは癒し。

見た目もゆるキャラみたいだし
アハハウフフ
ドンブラコドンブラコが
すごく微笑ましい。

クリオネの捕食シーンを知ってると
生で食べるのはちょっと……。

緩急ジェットコースターは
相変わらずで、

和気藹々の後に死体から追剥ぎ
する尾形の不穏なシーンや

アシリパが杉元の盾となり、
共に地獄へ堕ちる決意を
してる横で

白クマに襲われ水落ちする白石……。

「鼻からクリオネ出てるぞ!!」

安定の白石オチです。

北海道に戻った後半は軍資金に
砂金を掘ろうとして、掘り師の
平太と名乗る男と出会います。

平太の周囲には家族か仲間
らしい人物がいて、杉元たちを
怪しんでいるのですが

実は彼らは……(内緒)という
ホラーじみたエピソードでした。
いやほんとに怖いよ!!!

第二のゴールドラッシュと聞いて
手と手を取り合う杉元&白石。
ほんとに仲いいなこいつら……。

アシリパさんが絶妙な表情で
引いてるのもじわじわきます。

ところで杉元と戦ってケガを負い、
「情けんなか……」と
凹んでる鯉登少尉にパパが

「生きちょりゃよか」と
声をかけるシーンは萌えどころ。

アニメ第三期も楽しみです!!