昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

野田サトル『ゴールデンカムイ』その15(28巻感想)

第28巻、本日発売です!!

詳細はボカしますが
ネタバレにご注意ください。

ネタバレ:遂に暗号が解ける。

クライマックスが近いことも
あって、レギュラーキャラに
また死人が……。

シリアスさが増していく中、
ギャグもちゃんと入ってます。

ソフィアが投げつけた
木の長椅子が邪魔で
ドアが開かない→

月島&鯉登
「「つっかえている!!」」

ドアと長椅子をぐいぐい
押すほど、鶴見中尉に
当たって大変なことに。

そんなギャグシーンの後の
月島さんがためらいのない
発砲……。

迷いがなくなった月島さん
ですが、鯉登少尉が青ざめる
事態が発覚。

相変わらず緩急が
ジェットコースターです。

動揺するアシリパさんに
無言で腕を差し出す杉元と
しがみつくアシリパさんの
シーンが素敵……。

今回は菊田さんに
スポットが当たります。

前巻で菊田さんと杉元が
知り合いだとわかりましたが

今回、二人の出会いの
エピソードが描かれます。

詳細は言いませんが、ある
お坊ちゃんの童貞を護るのが
菊田さんから杉元への依頼。
(嘘は言ってない)

故郷を出た杉元は
東京へ出てケンカしてる
ところを菊田さんに拾われます。

「ノラ坊」ってこの時に
ついたあだ名だったんですね。

高級将校のお坊ちゃんに
なりすますための
マナー特訓が面白すぎる。

菊田さんは杉元の過去話に
感情移入しすぎでしょ……。

第七師団とはここで出会って
いたことが判明。

そして月島さんのエピソードが
思わぬところで繋がる……!

勇作さん、生きてたら
すごく有能な人だったのでは?

宇佐見さんが尾形を
名前で呼んでたりと、
細かいシーンも味わい
深いです。

最大の見どころは異母弟
(実は替え玉)が
全裸で大暴れしてるのを
見た尾形の表情。

偽物だと判明した後の
反応も面白い。

ドタバタコメディの直後、
杉元の思わぬ一言に
掬われる菊田さん。

こんなに菊田さん大好きに
させておいて……!
作者は鬼か……!!(号泣)

金塊の隠し場所を知って
土方さん、永倉さんの
高揚する表情が素敵。

そしてお約束の
門倉さんオチ……。

続きが気になりすぎる!!