昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

吾峠呼世晴『鬼滅の刃』その6(最終話感想)

本日遂に完結!!
記念に語ります。

人気絶頂で終われる作品も珍しい……。
伝説に立ち合った感あります。

(ネタバレが避けられないので
コミックス派の方はご注意ください)

前回の最後のコマで現代に話が
飛ぶことは予告されていました。

そして現代では……。

子孫&生まれ変わりらしき人々が
幸せに暮らしていました。
めでたしめでたし。

元々のキャラがある前提とはいえ、
わずか1~数コマでキャラ立て完了
するのが素晴らしい。

舞台を現代に移して、新たな鬼or復活した鬼と
戦うのでは?という予想もありましたが

残っていた謎の「青い彼岸花」も
うっかり枯らしたというノリで、
鬼に繋がるものはきれいさっぱり
なくなってしまいました。

続編の可能性すら念入りに消した……。

一気に時代が飛んだのは
無惨を倒した直後を描いても
(でもこの後、史実では関東大震災
世界恐慌、第二次大戦が起きるしな……)と
読者が考えてしまうからかもしれません。

この物語のテーマの一つが
「想いを受け継ぐ」だったので

鬼殺隊の誰もが願っていた
「鬼のいない、皆が平穏に暮らせる世界」が
実現していて、これからも続くだろうという
描かれ方なのでしょう。

詳細は読者の想像に委ねる方向ですが
キャラに思い入れが強い人は
数コマおきに涙ぐんだり、

空白の時間に何があったか、
現状ありそうなエピソードや
新たな出会いなどを妄想想像する
たびに幸せになれます。

 メインキャラだけでなく、初期に
ちょっとだけ出たくらいの人も
「そっくりさん」がいるので

改めてコミックスを読み返して
確認してみると面白いですよ。

個人的には煉獄さん子孫と
炭治郎子孫が仲良くしてるのと

伊黒さん・甘露寺さんが約束を
果たせて泣くほど嬉しい。

善逸が結婚できてよかった……。

義一くんは子孫なのか
生まれ変わりなのか?

色々気になるところです。
きっと今頃考察が飛び交って
るんだろうな。

吾峠呼先生、素晴らしい物語を
ありがとうございました!!

寂しくなります……。

煉獄さんの外伝も楽しみです!

鬼滅の刃 片羽の蝶 (JUMP j BOOKS)

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