２０巻、本日発売です！！
表紙のメンチ切ってる杉元の顔が怖い。
今巻もいろんな意味で濃いです。
詳細はボカしますが、ネタバレがありますので
未読の方はご注意ください。
さようならキロちゃん……。
ソフィア以下、ロシア側の仲間たちはまだ
残っているのでまた出てくるでしょうね。
シリアスが続いたので緩急の「緩」の
エピソードが入ります。
つまり男の裸とアイヌ飯。
温泉の滝にナニを打たせつつ
宇佐美「（左右の）玉が入れ替わる！！」
化け物を尻を出して撃退した話を聞いて
白石がトイレに行った間に
アシリパ「杉元お尻出せ!!」
「はい アシリパさん」
（白石も同じこと考えてた）
仲いいな！！
野郎二人が尻に目玉書いて向き合ってるのを
見ている鯉登・谷垣・月島の
（何やってんだコイツら……）の表情が絶妙です。
台詞がなくても伝わるのが素晴らしい。
スイッチが入れば恐るべき殺人マシーンと
化すのに、日常では怪談を嫌がったり
アシリパさんの一言で即座に尻を出す
杉元の落差が大好き……。
隣のページでは菊田さんがアホなことやってるし。
そして敵味方問わず、平時の言動はどうあれ
戦闘になると有能さを見せるのが素敵ですね。
緩急の「急」は土方サイドの按摩チームVS
鶴見サイドの菊田・有古チームの戦闘。
メインは鯉登少尉の回想シーン。
何故あんなに鶴見ラブなのかという事情と
鯉登親子の意外な事情が明かされます。
「国のために死ね」と言おうとする父を遮り
「兄のような息子になれずに申し訳ありません」と
謝る鯉登少年が切ない。
その場で尾形は何を思ったのでしょうか……。
大真面目に敵を追ってるのに、コントちっくな
鯉登父＆鶴見中尉にじわじわきます。
鶴見中尉が鯉登大佐を操縦し
乗りこなしているようも見える
構図も素晴らしい。
自作自演で親子の信頼を勝ち得たわけですが、
鶴見中尉がいたからこそ、兄の戦死で深まった
親子の溝が埋まったとも言えるのがまた……。
不穏なフラグがそびえたったまま
次巻へ続きます。
尾形も大概不死身の男ですよねー。
