昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

西修『魔入りました!入間くん』その8

アニメは二話まで放送され、カルエゴ先生が
無事に使い魔になりました。

サブノックくんがブエル先生に
戦いを挑んだことが校内新聞に
載ってたり、

ケロリの親指を包み込む手のクセや、
モモノキ先生がカルエゴ先生にひそかに
思いを寄せている描写など

後々に出てくるエピソードの前フリに
今回も余念がありません。

エイコちゃんと合コン女子たち、
原作より出番が多くてよかったね!

ところで原作を読み返してたら
問題児クラスに見かけない顔が……。

ブルソン・ソイって何者?

おかっぱ頭のトーン髪の地味顏の男。
ケロリと並んで位階(ランク)2と
判断されてます。

処刑玉砲回までは確かにいるのですが
気がつくと存在が消えてる……。

単にストーリー上特にいらないと
削られただけなのか、

それとも後々何か事情があったとして
出てくるのか……?

作品中で唯一、明確に悪役と描写されてる
雷帝バールのスパイだったりして。

それだと「師団披露」(バトラパーティ)の
際にサリバンを足止めするために、
バールがサリバンに「人間界不正渡航」の嫌疑が
かかるよう仕向けたのが筋が通るんですよね。

(爆弾テロ実行の間、サリバンを学園に不在にできれば
理由は何でもよかったのかもしれませんが)

『入間くん』の世界の魔界は
遊園地や水族館兼プールといった
レジャー施設があったり、

アクドル(=アイドル)がいたりと
かなり人間社会に近い印象。

バール率いる悪魔たちはそのぬるさが我慢できず
全てを壊して混沌の世界を作ろうとしています。

すごく「悪魔らしい」のに、そっちの方が魔界では
社会不適合者扱いという不思議さ……。

アニメは全26話ということですが
キリヲが登場する「師団披露」までかな?

「よく吐血する貧弱で大人しい関西弁キャラ」という
印象のキリヲが実は雷帝バールの腹心で
他人の絶望する顔が大好きという
見事な「元祖返り」

入間くんに二度まで計画を阻まれ
「やはり君はッ……僕のッ……」と
一方的に運命を感じている様子。

次はどんな形で出会うのでしょうか。