『聖おにいさん』（セイントおにいさん ０６～）は
イエスとブッダが人間界にバカンスに来て
立川の安アパートで二人暮らしという設定で
繰り広げられる、ゆるい日常系ギャグ漫画です。
１３年に劇場アニメ、１８年に実写ドラマ化しました。
ブッダ＝染谷将太、イエス＝松山ケンイチが
いいハマり具合です。
基本会話でのボケツッコミが多いので
実写で見るとコント番組みたいですね。
知らない者は皆無の偉い神様が、
庶民的な生活を楽しむというギャップと
発想が天才的。
ちなみに生活費は二人で２６万円。
バカンス中なので基本的にはヒマそうです。
イエスはお調子者でミーハー、ドラマの感想
ブログを日々ネットにＵＰしています。
あとその場のテンションで奇行に走っては
ブッダを振り回します。
弟子や天使たちなど、関係者もわりと騒がしい
陽気なキャラが多いですね。
ブッダは温厚でしっかり者、
掃除や節約が大好きなおかん属性。
怒ると怖いです。仏の顔も三度まで。
天界でマンガを連載しているため
梵天さんが原稿を回収に来ますが
この方がまたクセの強い人で……。
弟子たちはわりと大人しいタイプが多いですね。
※トラブルが起きないとは言ってない。
宗教ネタもあちこちに散りばめられており、
イエスが笑ったせいで銭湯のお湯が赤ワインに変わったり
ブッダがお腹すいたと言えば、動物たちが
食べてくれとやって来たり。
元ネタは知らなくても問題ないですが
知ってた方が
（そういう解釈なんだ！？）
と、納得したり驚いたりする楽しみが味わえます。
個人的に原稿を送る＝お焚きあげが
ツボでした。
また、人間のキャラは二人が神だと知らないので
二人の言動をカン違いするのも面白いです。
逆もまたしかりで、イエスが自分のブログに来た
質問に答えた時「神降臨」とコメントされて
「（素性は）伏せてるんだよね？」と
不思議に思ったりします。
ほっこり優しい雰囲気の漫画です。
一話完結なのでどこから読んでも大丈夫ですよ。
続きはまた後日。
