昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

鎧田『♯神奈川に住んでるエルフ』その1(1巻感想1)

『♯神奈川に住んでるエルフ』
(21~)は、かつて住処の
森を焼かれたエルフが神奈川に
移住したという設定で、

横浜在住のエルフ
「横浜」と、親戚筋の
人間「川崎」が
ボケツッコミで繰り広げる

「神奈川あるある」と
日常コメディもの。

冒頭、横浜駅構内が常に
工事中のため

横浜「いつ終わるんだよ!
完成前にエルフの寿命が
来てしまうぞ!!」

この台詞、ツボでした。

第一話では川崎くんと一緒に
有隣堂書店で英語の本を
探します。

横浜「以前 突然横浜村に
ペリーが来た時は
慌てたからな!」

1853年の出来事も
先日のようなエルフの
時間感覚……。

ところで

川崎「川崎の人間って
横浜には来ねぇから
わからんわ……」

川崎駅にはラゾーナ丸善
アトレには有隣堂があるから
横浜で本屋に入る必要ない
でしょうね(羨ま血涙)

駅構内もダンジョンなのに
有隣堂も西口に三店舗
あったりと、紛らわしい
作り。

なんとか望みの本を
買ってお茶しながらの
会話で

神奈川各地にエルフが
住んでるという話題に。

川崎「エルフと会ったのは
横浜が初めてだよ」

横浜「あ~……
川崎だけはエルフは
住めないからなぁ

空気が悪くて
エルフ的に」

土地勘のない場所に呼んで
一緒に本探しにつきあって
もらってこの発言、
さすがエルフ(偏見)

そりゃ

川崎(やはりベイブリッジ
から こいつを海に
放とう)

って言われる。

こんな感じで緩い
異文化交流が楽しい
お話です。

作者は川崎に何の
恨みが……?

最近Youtubeの「有隣堂
しか知らない世界」に
ハマって、ランダムに
見てたところ

本作が紹介されてたので
読んでみました。

ちなみに104回目に
作者の鎧田先生が登場。

著者近影の写真での
西洋甲冑姿で喋ってる……。

動画の中で語られて
ましたが、

横浜駅はJR・駅ビルを
工事する業者が複数いるため、
一か所終わっても他の
ところはわからないとか。

(増築し続けないと人が死ぬ)
ウィンチェスター家の
呪いみたいだな……。

ところで最近、
エルフの出てくる
話が多い気がしますが
流行ってるのかな?

続きます。