昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

井上まい『大丈夫倶楽部』その25(6巻感想8)

第105話はアキラと
ユキオの話。

自分が大写しになってる
スクリーンのすぐ前で
手を振るユキオに

アキラ「ちょっと
こっち……」

手を掴んで移動させる
アキラ。

スクリーンではユキオを
モデルに製作する、画家の
入鹿さんが映っていました。

アキラ「やっと一作
発表されたんだな」

雑談してるうちに
ふと過去のクリスマスに
あった出来事を思い出す
ユキオ。

以前にも出て来てましたが

ユキオの父は人に騙されて
借金を背負ってしまい、
ユキオが小学生のころから
貧乏暮し(母は未登場)

ラソン大会で走ってる
時に有名画家に見初められ、

絵のモデルになる条件で
借金を全額肩代わりして
もらうと聞いたアキラは
反対します。

アキラ「自分自身を
借金のカタにするな」

※結果的に入鹿さんは
いい人でしたが、
条件だけ見ると身売り
みたいだし……。

この当時ユキオは
陸上をやっていて、
実業団で走っていました。

そこも辞めることになると
話していると、ユキオ父が
突然アキラに殴りかかり……。

ユキオ「ごめん晃良
父さんも多分まだ
混乱してて……」

アキラ「いいよ
気にしてない」

最短でも10年以上は
極貧生活で苦しんでいて
やっと解放されると
思ったら友達が反対とか

殴りたくなる気持ちは
わからんでもないけど、
殴る相手が違うだろうに……。

この時のことを
謝りたいと言ってると
ユキオに言われても

アキラ「謝る必要ないって
伝えておいてくれ」

アキラの部屋に行った
ユキオは彼のスマホで、

サタデーサーカスからの
英語のメールのタイトルを
ふと口に出してしまいます。

ユキオ「ワッ ごめん
読んじゃった」

アキラ「別にいいけど
それよりよく英語
読めたな」

仕事を頼まれたと
曖昧に説明するアキラ。

この時の会話で

ユキオが何か新しい
ことを始めた、と言いつつ
まだ秘密にしますが

アキラ「幸生の事だから
ちょっと考えたら
当てれそうだな……」

昔から世話を焼いていて
お互いに大事に思ってる
友達がいるというのに、

地球から出て行って
二度と戻らないことを
望むアキラの闇は深い……。

続きはまた後日。