昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

西修『魔入りました!入間くん』その55(34巻感想4)

ゼブブラ「わざわざ
こんなでかいパーティに
招待しておいて

選ばれなかったですって
さぁ そりゃあ~
ちょ~っとないんで
ないの~~~!?」

至極もっともだけど
言い方に大物の風格を
感じない……。

家柄なんかも考慮して
候補を選んでるわけだから
ゼブブラは知りませんが

名家らしいバチコ実家、
バルバトス家の面子も
潰してるよね……。

(メタ的に前もって
知ってたらバチコが
来る理由がないので

その場にいるためにも
「直前まで分からない」
方式を取ったのでしょう)

ゴネるゼブブラに
バールが同意します。

バール「これだけ
優秀な悪魔が揃ってるのに

選ばないなんてもったい
ないと思うぜ 俺も」

この期に及んで何の
つもりだとアマイモンに
怒鳴られると

2席を除名して新しく
埋めるなら、もう一席
開ければいいと答えます。

(数百年も空席のままの)

バール「魔王デルキラの
椅子を除籍しよう」

連載を追ってる読者は
この爆弾発言から
1週間待ったのか……。

300話冒頭は、
デルキラ失踪直後=
数百年前の回想シーンから。

ポロちゃんがまだ
13冠メンバーです。

ボロボロに薄汚れた姿の
サリバンに

ポロ「どこほっつき
歩いてたのよ!
っていうか
デルちゃんは!?」

サリバン「デルキラ
様は……

しばらく席を空ける
その椅子は守るように
と」

ここから時系列が
今に戻り、周囲の人々が
バールの発言にざわめきます。

モブ1「ありえるのか?」

モブ2「許されないだろう!!」

アマイモン「さすがに
不敬が過ぎるぞ」

大半は暴言のように
受け取ったようですが

13冠入りの希望が
見えたゼブブラは
大賛成。

しかし

バール「俺は
この嬢ちゃんを
推すぜ」

何にせよ来賓もいる場で
決定は下せないと、三傑の
一人・ベリアールが
場を収めようとしますが

バール「だからこそ……
今!!この場で決めるべき
だろーーーが!!」

普段スカしたバールが
珍しく声を荒げます。

「いいかデルキラは
消えたんだよ」

デルキラが去る過去回想、
「しばらく留守にする」
じゃなくて

永遠の別れのように
見えます。

ではサリバンは嘘を……?

続きはまた後日。