昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

西修『魔入りました!入間くん』その54(34巻感想3)

298話冒頭では
フェンリル(?)との
いきさつは分からずとも

何か落ち込んでる入間くんに
甲斐甲斐しく世話を焼く
アメリ&アズくん。

(アムリリスは三傑と
お話し中)

入間「ちょっと疲れた
だけだから……」

と、パーティに
戻るように言います。

2人がいる間は平気な
ふりをしていましたが

露骨な悪意を叩きつけられて
凹まないはずはなく……。

そこに声をかけてきたのは
13冠・精霊主パイモン

パイモン
「お”ぅ 飲む”か?」

入間くん視点だと
初対面の小柄な女性に
ずーずー弁で紅茶を
すすめられます。

普段はゴスロリですが
今回は妖精みたいな
格好ですね。

パイモン「メソメソして
誰かにいじめられただか?」

じっと見られ続けるので
言葉を選びつつも
事情を打ち明ける羽目に。

しかし彼女の返答は

パイモン「バッカでねぇの 
お前(めえ)」

驚く入間くんに(意訳)
全員仲良しこよしなんて
ありえない、

「そんな闘争心こそ
悪魔の魅力だべや」

そして彼女は大嫌いな
奴がいるけど、そいつに
だけは負けたくないと

張り合うことで上に
いけると話します。

パイモン
「“嫌い”を憎み
すぎちゃいげねぇ

そいつは大事な
成長の種だべ」

回想で登場する
その人物は(秘密)

ヒント:ゴスロリ
ロリータは似て
非なるもの……。

パイモンは名乗らない
ままでしたが、

鈴の音で集合したので
13冠の一人という
ことは分かったはず。

そしていよいよ13冠の
新メンバーが発表される……。

299話は冒頭、
新13冠が決まった直後に
新たに立候補者が追加され、
無視できない人物だったため

三傑が再協議する
ことになったという
過去回想が挟まれます。

そして改めてサリバンから

所在不明の“食王
ベヘモルト”と

“暗帝グラシア”の
二席を除籍として
新たに着席させるのは

ナベリウス・ナルニア
盤外のメフィスト
発表されます。

拍手するバチコは大人だ……。

(4人も呼んでおいて
選ばれるのは2人だけって
あんまりな仕打ちでは……)

読者がそう思ってると
二半王“ゼブブラ”が
異議を唱え……。

続きます。