昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

平野耕太『ドリフターズ』その6(7巻感想4)

殺る気満々の義経の前に
進み出た与一は

「見逃してほしい」と
伏して願いますが
容赦なくボコられます。

与一の賭けを無にする
かも……と心配しつつも
口を挟む信長。

信長「だから兄貴に
負けたんじゃないのか」

要約すると

戦いが強いだけの奴に
人はついて来ない、
そしてそういう奴の
末路は酷いものだ。

信長「与一はためしてる
あのころのままなのか
それとも違うのかとな」

「同じ過ちを繰り返すな」
というのはお豊や紫も
口にしてるので
作中のテーマなのかも。

(2巻)

お豊「ここでん繰り返すか
本能寺を 俺はいやじゃ」

(6巻)

紫(さだめなどないんだ!!
思考を自動化するな!!)

義経は揺らぎ、部下として
従っていたケンタウロス
たちと手切れに。

一人になった義経
意外な味方が。

ハンニバル「ぼうず
気に入った 
お前 おもろい」

「黒王の帝国をずたずたに
しようよ たのしいぞい」

大国を滅ぼしかけた人に
火がついた……!

与一たちは彼が何者か知らず、
基本ボケた爺ちゃんという
認識。

義経「おい与一
このじじいやばいぞ」

与一「やばいもん同士
仲良くしたらどうですか」

言葉に棘がある……。

廃城に戻ることができても、
籠城戦では援軍がない限り
長くはもちません。

ハンニバルの目的は義経
使って、黒王軍をひっかき
まわすこと。

ハンニバル「ぼうず
おまえに足りない物を
やるよ」

ハンニバル義経
ブレインに……!?

歴史好きならゾクゾクが
止まらない展開です。

ハンニバル「なーなー
村とか城とか攻めて
皆殺しにしたこととか
ある?」

スナック感覚でする
質問なのか……。

時系列が前後しますが
信長が与一に、義経とは
どういう人物か尋ねた際に

(すごい人なのは間違い
ないのに)

与一「あの人は人の
心が分からない」

それを証明するエピソードも
含めて語ると

信長「……まあ 判るよ
とてもよくわかる」

なんとなく自分との
共通点を見出してる
シーン好きです。

そういえばオルミーヌと
晴明はどこにいるんだろう?

(晴明は術でどこにでも
行けるので、避難済みなのは
確かでしょう)

続きはまた後日。