昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

平野耕太『ドリフターズ』その9(7巻感想7)

83話冒頭では、巨大な
鳥(鷹騎)から降りた
お豊がブッチとキッドに
先導されようとするが

揺られて酔ったのか
盛大にゲロを吐く。

背景トーンがキラキラ
光ってるの、出崎演出じゃ
ないんだから……。

一旦回想シーンになり

お豊が廃城に戻りたいと
言って、却下される
エピソードが入ります。

提督「どう見ても君は
守戦向きって感じじゃない
城を守ったことが
あるのかね」

お豊「や やればできっど!!」

無理だろうと煽る菅野さんと
ケンカになりかけると
スキピオ劇場が開始。

二人ともすごい顔してる……。

スキピオ「城に戻るより
はるかに有意義なことを
君らと私らでしでかさないか」

提督のモノローグで
スキピオに約二千年分の
歴史や戦史を教えたら

あっという間に追い越されたと
説明された上で

「黒王軍の弱点とは
食い物だ」

と、意外な発言が。

食料は黒王の手かざし一つで
増やせるはずだと反論する
お豊と菅野さん。

しかしスキピオ

(以下要約)

黒王本人がいる最前線は
食料が溢れているが

後方に食料を送らなくては
ならないという、本来
ありえない現象が
起きてると指摘。

ドヤ顔で解説してるのに
ちっともわかってない
2人……。

提督「大丈夫
続けて大丈夫」

提督のフォローもあって
説明を再開。

要は敵側の後方への
食料支援を邪魔して
やろうという作戦。

真面目に聞いてると思ったら
スキピオを蹴り飛ばすお豊。

お豊「頭(ず)が良か奴ん
頭が良かろう顔(つら)は
腹ば立つ!!」

(大喜びの菅野さん)

菅野「いかれてんなコイツ」

提督「君が言うな 大尉」

ここ好きです。

というわけで冒頭に戻り、
犬&猫獣人の兵士を率いて
後方攪乱作戦に従事する
お豊。

お豊「火ばかけい 
一陣悉く灰燼とせよ」

楽しそうだな……。

悪だくみ顔の猫獣人も
なんか可愛い。

グ=ビンネンの鷹騎での
空からの支援も受け
やりたい放題暴れて
さっさと撤退。

菅野さんも戦闘機で
加勢しますが

喜んでると思ってる
菅野さんに対して

「妙なもんに乗りくさって
降りてこい!!」と叫ぶ
お豊……

つくづくかみ合わない……。

続きます。