昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

とよ田みのる『これ描いて死ね』その8(3巻感想4)

第12話は心ちゃんの
お姉さん、真ちゃんの話。

大きな病気をしていて
最近復学したという設定。

初登場かと思ったら、
2巻6話の藤森家の
食卓に居ますね。

病弱、黒髪ストレート、
メガネっ子のお姉さんで
美術部というと、普通は
儚げで優しいイメージなのに

初対面の相に親指立てて
「首を掻っ切るぞ」ジェスチャー

そんな登場の仕方しといて……。

手島先生「文化祭は漫研として
参加されますか?」

→やる気満々の相。

心ちゃんは美術部かけ持ちと
いうこともあり、そっちの
絵も描く必要があります。

(部員はお姉さんと二人だけ)

姉「中途半端に関わったら
迷惑するのこっちだから!」

きつい物言いですが
本音は……。

姉(いいのよ~
無理しないで
いいのよ~~~)

※省略しますが絵文字つき。

言動とメールの落差の激しさに
銀魂』の佐々木異三郎を
思い出してしんみりする……。

なお絵が上手くて大人しい人が
学校イベントで色々頼まれがち
なのはお約束。

心ちゃんの前に積み上がる
美術部、漫研、バンドの
ポスター、クラスの出し物の
数々……。

姉「ずっと美術室に
置かれても迷惑
だからね!」

※本音は心ちゃんのお手伝いが
できて喜んでる。

見事なツンデレ発言で
なんなら美術部の展示も
やめようかと言うと……。

心「駄目だよ 絶対!!」

大人しい心ちゃんが
大声出す時は覚悟を
決めた時。

そして文化祭当日、
美術部には何故か
沢山の人だかりが……。

心ちゃんがお姉さんの
ために描いた漫画は……。

ほっこり(涙ぐみながら)

お姉さん視点だと、切り抜かれた
コマから心ちゃんが見えるのも
素晴らしい演出です。

そりゃ尊さのあまり倒れる。

姉(王子様より心ちゃんと
結婚したいよ)

おい……!

それはともかく
心ちゃんにバンドの
ポスター依頼を依頼した
子たち、

普段関わりないのに、
必要な時だけ調子のいい
こと言って利用しようとする
タイプでなくて

ちゃんと全員で美術室来て
お姉さんの絵を褒めたり
場を盛り上げたりと
いいキャラでした。

文化祭、ルゥ・ガルウさん
来てますね……。

続きはまたそのうちに。