昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

長田悠幸・町田一八『SHIORI EXPERIENCE』その10(19巻感想続き)

すばる先生が久々に帰郷した
大阪で浮かれてるのが可愛い。

本来ブリっ子キャラの
一面もあるのに、

それを使う相手がいないので
素の毒舌関西弁キャラ
ままになってる……。

ライブ会場にいた客が
シオエクをうろ覚えな
バンド名でバカにしたら
ガンギマリ顔で威嚇したり、

「シオリ・エクスペリエンス」を
“うちら”とルビ振ってたりと
すばる先生の認識の変化が
読者としては泣けてきます。

ツンデレのツン多めの人が
珍しくデレを見せてると
思ってください)

エイミー・ワインハウス
憑いてる通称「生きしっち」
ボーカルTOYOTA

今のところ謎のキャラですが、
エイミー共々後で紫織たちに
どう絡んでくるか気になります。

その前の「シオエク」との
決戦も……。

ところで読者視点だと、
丈二が27歳を過ぎてるのに
「契約者」になろうとした結果、

悪魔との契約が妹にまわって
命が危うくなったわけで、

知らぬこととはいえ、
能天気に妹が作ったバンドに
参加してるのがモヤモヤする……。

あと松田小宇宙(コスモ)くん、

登場すらしてない彼の親の
愛読書を知ってる気が
するのは何故だろう?
(棒読み)

紫織が全米を敵に回した
エピソードは今巻のキモ
なので、詳細は省きます。

また今回の件で
「契約者」の無表情の少女・
エランや姉のエリーゼ

エランに憑いてるジャニス・
ジョプリンとも絆を深める
形になりました。

妹の才能のおこぼれで
気楽に豪遊してるように見えた
姉のエリーゼの苦労や
献身も描かれます。

紫織が起こした大トラブルで
プロモーター側や契約者の
一部は頭を抱えてるものの

かえってジャニス、
ジミおじさん、
ジム・モリスン

カート・コバーン
ブライアン・ジョーンズ
レジェンドの気持ちが一つに……。

最近はライバルキャラたちも
いい人揃いだったので
忘れかけてましたが

今回登場のある人物の言動は
初期に紫織たちが喰らった
容赦ない悪意の数々を
思い出しました。

必ず紫織たちがスカッと
勝つことを信じてる!

シオエクの皆も決勝頑張れ!!

続きが楽しみです!!