語る前にまずキャラソンの定義を。
(アニメ・漫画・特撮などの)
「一人のキャラクターの
イメージで作られた曲」
これで真っ先に上がるのは
1:キャラクターの紹介を
兼ねた主題歌・ED曲。
しかしこれまでキャラソンに
含めるとキリがないので
今回は除外します。
2:作中で流れる挿入歌。
話題にしたいのはここからです。
主人公でもないのにテーマ曲が
ある=作中きっての人気キャラか
重要キャラということ。
そのキャラの登場時や
活躍場面にBGMとして
流れます。
歌うのは主題歌やEDを担当
するアーティストの場合が
多いですが、
声優が歌うこともあります。
昭和の頃は作中のキーワードを
散りばめたザ・アニソンって
感じの曲が多いですね。
そのせいか二枚目キャラの
場合はイメージに合わない
ことも……。
例:
『機動戦士ガンダム』
「シャアが来る」
冒頭から「シャア シャア」って
言っちゃってる……。
歌:堀光一路
『パタリロ!』
「薔薇の戦士」
歌:曽我部和恭
(バンコラン役)
途中まではカッコいいのにサビは
「バババ ババンコラン♪」
コミカルなキャラだと
そういうテイストの方がハマります。
『ヤットデタマン』
「ディスコ・ダイゴロン」
歌:屋良有作
(ダイゴロン役)
一度聴いたら忘れられない
曲です。
『それいけ!アンパンマン』では
膨大な量のキャラソンが
出ています。
「ナガネギフラメンコ」
歌:大塚明夫
(ナガネギマン役)
「かつぶしまん流れ歌」
歌:井上和彦
(かつぶしまん役)
珍妙個性的な曲ばかり
記憶に残りがちですが
まっとうなラブソングも。
『超獣機神ダンクーガ』
「ためらいにピリオド」
歌:山本百合子
(沙羅役)
沙羅の切ない恋心の歌。
シャピロ絡みのシーンに
よく使われました。
挿入歌扱いなので
アニメのサントラに収録
されることが多いですが
シングルカットされることも。
折角だから続きます。