昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

(小ネタ)昭和のキャラソン話その3(『ダンクーガ』『トルーパー 』)

まずキャラソンの定義として

1:キャラクター紹介を兼ねた
主題歌、ED。

2:作中で流れる挿入歌。
(歌はアーティストもしくは
担当声優)

ここまでは前回語りました。

80年代前半までは
誰が歌おうとキャラソン
アニメ作品の一部でしか
ありませんでした。

しかし80年代後半になると
事情が変わって来ます。

ダンクーガ
第二次声優ブームが起き、

一部のコアなファン向けの
本編で使用しないキャラソン
作られ始めます。

(声優ブームの説明は今回の
趣旨でないので略します)

忍役・矢尾一樹さん、
雅人役・中原茂さん、
沙羅役・山本百合子さんによる

ユニット「獣戦機隊」の
ライブも行われました。

ダンクーガOVAの中には
主題歌・挿入歌・キャラソン
映像をつけた

『Song Special
獣戦機隊Songs』
発売されてたりと

アニメ関連の客層が
子供だけでないと

制作側も分かってきた
ことが伺えます。

3:本編で使われない、
声優がキャラクター名義で
歌う曲。

「キャラソン」で連想されるのは
むしろこちらの方が多いかも。

鎧伝サムライトルーパー
キャラソン集、

「君を眠らせない」は
主題歌である「サムライ
ハート」「スターダストアイズ」
こそ収録されているものの、

歌の内容がキャラとは全く
関係ないキャラソン
先駆けとなりました。

(『ダンクーガ』はまだ
キャラには合わせていた)

全員が歌う「ミッドナイト・
パーティ」で

(バーベキューしながら
歌っている体)

征士役・中村大樹さんが
「私はカボチャが好きだ」

とアドリブで入れたら
カボチャにまつわるあらゆる
モノが送られてきた逸話があります。

そのため二枚目アルバムの
「BEST FREIENDS」では

(「レインボー・
パラダイス」の歌の最中に)

「カボチャは最近食べ過ぎた」
と、訂正することに。

「BEST FREIENDS」では
敵側の四魔将が悪役の
悲哀を歌うネタ曲、

「仮面の下の涙」も
話題になりました。

キャラに合うかどうかは
ともかく、当時はものすごく
ヘビロテしたものです。

続きます。