昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

(小ネタ)昭和のキャラソン話その5(90年代後半以降)

久々なのでおさらいしますと
キャラソンの定義として

1:作中で使われるキャラクター
テーマ曲。そのキャラの登場、
見せ場などで使う挿入歌。

アーティストが歌うのと、
担当声優が歌うのと両方ありますが
昭和の頃は前者が多いですね。

2:作中では使われない、
担当声優が歌う曲。

今や「キャラソン」と聞くと
こちらを連想する人が多いかも。

80年代後半の第二次声優ブーム以降、
キャラ人気の髙い作品には必ず
作られるようになります。

細かく分けると

A:そのキャラの個性や
ポリシーなどを歌う曲。

真面目な「キャラソン」から
1つの個性を妙な方向に
誇張した「ネタ曲」も含む。

B:ギリギリそのキャラに
合ってると言えなくもない曲。

90年代前半はまだこの辺りが
多かったのですが、次第に

C:声優が歌ってるだけの曲。

が、増えていきます。

『遊白』『ガンダムW以降は
だいたいそんな感じ。

「だけ」というのも失礼ですが
昭和後期~平成初期では
独自にアーティスト活動する
声優さんは稀だったので

「この人の歌が聴ける」と
いうのは有難いものでした。

また、溢れるほど公式グッズが
出る今時と違って

当時のグッズの数も質も
たかがしれていましたので
キャラソンCDは数少ない
お宝でもあったのです(切実)

また、声優イベントの増加に
伴い、イベントで披露されるのが
前提で作られる曲も出てきます。

アンジェリーク
『遥かなる時の彼方』
金色のコルダ

この辺りは何枚キャラソン
出たのかわからないほど。

シングルカットされてたのは
好きなキャラだけ買えるという
親切仕様とも言えますが

キャラごとにCD一枚千円という、
推しが多い人ほど大変なことに
なる……。

(この頃の8センチシングルCD
って、もう見なくなりましたね)

テニプリに至っては
800曲あるそうで……。

すごい時代になった
もんだなー……。

また、90年代後半から

3:歌手設定など、キャラが
歌う理由がある作品が登場。

主人公たちがアイドル設定の
超者ライディーン
その先駆けと言えます。

続きます。

※女性声優も含めると
情報が膨大すぎるので
男性声優のみ語ります。