久々なのでおさらいしますと
キャラソンの定義として
1:作中で使われるキャラクター
テーマ曲。そのキャラの登場、
見せ場などで使う挿入歌。
アーティストが歌うのと、
担当声優が歌うのと両方ありますが
昭和の頃は前者が多いですね。
2:作中では使われない、
担当声優が歌う曲。
今や「キャラソン」と聞くと
こちらを連想する人が多いかも。
80年代後半の第二次声優ブーム以降、
キャラ人気の髙い作品には必ず
作られるようになります。
細かく分けると
A:そのキャラの個性や
ポリシーなどを歌う曲。
真面目な「キャラソン」から
1つの個性を妙な方向に
誇張した「ネタ曲」も含む。
B:ギリギリそのキャラに
合ってると言えなくもない曲。
90年代前半はまだこの辺りが
多かったのですが、次第に
C:声優が歌ってるだけの曲。
が、増えていきます。
『遊白』『ガンダムW』以降は
だいたいそんな感じ。
「だけ」というのも失礼ですが
昭和後期~平成初期では
独自にアーティスト活動する
声優さんは稀だったので
「この人の歌が聴ける」と
いうのは有難いものでした。
また、溢れるほど公式グッズが
出る今時と違って
当時のグッズの数も質も
たかがしれていましたので
キャラソンCDは数少ない
お宝でもあったのです(切実)
また、声優イベントの増加に
伴い、イベントで披露されるのが
前提で作られる曲も出てきます。
この辺りは何枚キャラソンが
出たのかわからないほど。
シングルカットされてたのは
好きなキャラだけ買えるという
親切仕様とも言えますが
キャラごとにCD一枚千円という、
推しが多い人ほど大変なことに
なる……。
(この頃の8センチシングルCD
って、もう見なくなりましたね)
テニプリに至っては
800曲あるそうで……。
すごい時代になった
もんだなー……。
また、90年代後半から
3:歌手設定など、キャラが
歌う理由がある作品が登場。
主人公たちがアイドル設定の
『超者ライディーン』は
その先駆けと言えます。
続きます。
※女性声優も含めると
情報が膨大すぎるので
男性声優のみ語ります。