昨日『ゴールデンカムイ』が
ヤンジャン本誌で最終回を
迎えましたね。
ネタバレを避けて感想を
言うと
漂流していた人たちが
居場所を見つける物語
だったんだなぁと
しみじみ……。
詳細はコミックス発売まで
おいておくとして、
改めて初期の頃からの
変化とか語ってみます。
まず時代背景は日露戦争
直後の1907年。
(29巻の年表より)
念のため大雑把に解説:
退役軍人の杉元佐一は
北海道で砂金を探している
最中、アイヌが隠した
金塊の話を聞きます。
その話をした男の体には
金塊のありかを示す
地図の刺青があった。
金塊の地図=刺青人皮を
巡る争いに巻き込まれていく……。
2巻で第七師団の兵士に
襲撃を受けた際
杉元「アシリパさんにとっては
金塊さえ見つけてくれれば
それは誰だっていいはずだ」
この時点では確かに
その通りでしたが
やがてお互い唯一無二の
存在になっていきます。
アイヌの文化では動物は
全て神(カムイ)ですが
人を殺した獣は悪い神になり
地獄へ送られるという考えから
アシリパ「わたしも
人を殺したくない」
その一線だけは守ろうと
していました。
また、当初は杉元の
持ってた味噌を誤解して
食べようとしませんでした。
アシリパ「私にうんこ
食わせる気か!
絶対食べないぞ」
杉元「うんこじゃねぇよ」
一度はアシリパを危険に
巻き込みたくないからと
離れた途端に第七師団に捕まり、
アシリパ&強制参加の
白石に助けられます。
(物語後半で杉元がアシリパを
守ろうとするあまり、かえって
突き放してると
白石から怒られるエピソードを
思い返すと泣けてきますね……)
この後の食事シーンで
アシリパがためらいながらも
味噌入り桜鍋を口にして
オソマと呼びつつも
すっかりハマっていきます。
この辺りからうんこネタや
変顔が多くなっていく
アシリパさん。
白石も含めて気のおけない
間柄になっていくのほんと
好き……。
続きます。