昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

野田サトル『ゴールデンカムイ』その18(改めて初期おさらい続き)

5巻ではアシリパが登場直後の
キロランケに杉元と一緒に
いる理由を聞かれて

アシリパ「相棒だ」

この時の表情がすごく
いい……。

「そしてこっちの
シライシは役立たずだ」

狩りになると必ず
足引っ張ってるから……。

しかし欠点を補って
余りある長所も
備えてるのが白石。

脱獄不可能な網走監獄に
のっぺらぼう=アシリパ父の
可能性が高い人物がいると
聞いて

白石「本人に会うなんて
まず不可能だろうぜ」

「俺の協力無しではなッ」

アシリパ「脱糞……いや
脱獄王」

アシリパさんが白石を
認めたのここからですよね。

ここに至るまで色々あった……。

何しろ初登場時は

白石「そのアイヌ
おまえさんの飼い犬か?」

差別発言して杉元から
殴られてます。

※この時は杉元に殺される
かもと警戒しながら
軽口叩いて様子見してた
場面です。

杉元と二人で極寒の川に
落ちて、必死に温まったり
第七師団に捕まっても
杉元が生きてるのを知って

白石「俺は博打が好きだ
おまえらに張ってやる」

最初は強制だったものの、
協力してくれます。

キロランケに関して
杉元に

白石「あの男 連れて行って
大丈夫なのか?」

杉元「別にお前のことだって
信用してねぇけど」

この頃はこんな言い草ですが
次第に大事な仲間と
認めるようになります。

25巻の時点では
房太郎に

白石「俺だってそこまで
信用されてるわけじゃ
ねぇよ」

そう言ってたのに
杉元とアシリパ

(彼女が暗号を解く鍵を
思い出したことを)

杉元「俺と同じように
教えても良いんじゃ
ないかな」

アシリパ「本当はもっと
早く教えても良かったけど
言いそびれてしまったな」

白石(変顔で泣きながら顔を出す)

尾形とキロランケ、
危険とわかってる二人と

アシリパさんのために
一緒に旅してくれたんだ
もんね……(ほっこり)

もう後半では利益だの
何だのはどうでもよく
なっていて

命がけで助けてくれる
ようになります。

仲間や家族を求めながらも
我が身を優先してしまった
房太郎との違いがそこ
なのかも。

ラストのあれは絶対色んな
グッズになるんだろうな……。

続きはまたそのうちに。