昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

『聖闘士星矢』天馬星座の星矢その2

白銀聖闘士編のコミックスや
アニメを改めて見てしみじみ
思ったのが

星矢、いい奴だなって……。

アニメでは沙織さんが自分こそ
アテナの化身だと明かすと
わりとあっさり受け入れます。

(オリジナル展開で前もって
距離が近まるエピソードが入ってる)

原作では突然のアテナ宣言に
星矢が辛辣にツッ込みます。

星矢「それじゃあ女神ってのは
傲慢でわがままな女のことを
いうのかよ」

「いいや だまされねえぞ
あの女にかかわりあうのは
もうこりごりだ」

でも沙織さんが
ジャミアンに攫われると
助けにきてくれます。

吊るされてる沙織さんの
ロープを流星拳で切る→

落下する彼女を受け止めた
時に腕を折るシーンは

原作では2ページですが
アニメではかなり尺を
使ってます。

その際、モノローグで
「アテナを守るのが聖闘士の
使命」と何度も言ってます。

※メタ的に視聴者に目的や
立ち位置を伝えている。

30話は荒木さん作監なので
星矢と沙織さんの美しいこと……。

(絶体絶命の状況で)

星矢「イチかバチか……
オレと死ぬようなことに
なっちまってもいいかい?」

沙織「星矢をしんじています……」

このやりとりはアニメだと
既に心通じ合ってる二人ですが

原作だと二人の距離が近づく
エピソードになってます。

命がけでトラブルを乗り越えた
二人の間に絆が芽生えるのは
ハリウッド映画に限った話では
ないということですね。

しかしここで即
忠誠心を抱いた
わけではありません。

星矢だけでなく、瞬・
氷河・紫龍も一度は
彼女のもとを去ります。

星矢「城戸のお嬢さんが
女神だろうがなんだろうが
今さら あの女のために
戦うヤツはいないってことだよ」

と、美穂ちゃんには
言いながらも

アイオリアが沙織さんに
挑発され、彼女に向けて
ライトニングボルトを撃つと
飛び込んで庇います。

星矢「いくら衝撃の事実を
きいたからって 女に
ライトニングボルトは
ないだろう……」

個人的な好き嫌い関係なく
女の子のピンチには
必ず助けに来る星矢は
本当に正義のヒーローです。

しかし人気投票になると
(以下略)

続きはまたそのうちに。