昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

『聖闘士星矢』矢座のトレミー

矢座(サジッタ)のトレミー
十二宮の案内人として登場し、
沙織さんに黄金の矢を射た
白銀聖闘士です。

ちなみに16歳。

教皇が正義と信じていた
彼にとって、沙織さんは

「謀反人どもの女ボス」
程度の認識だったはず。

レミー「おれは教皇様から
直接 城戸沙織をほうむるように
いわれただけだ」

実は「教皇様」と呼んだ
白銀聖闘士はトレミーだけ。

聖域の命令システムは
不明ですが

教皇が「直接」命令を下すのは
黄金聖闘士くらいで、
後は部下任せでしょう。

(アニメではオリキャラ
ギガース参謀長やパエトン
参謀が命令する役割)

その前提だと「教皇様直々の
密命を与えられた」彼の
張り切り具合は相当な
ものだったはず。

ターゲットの沙織一人に
意識を集中するほど、

他の四人の聖闘士に対して
(幻覚の矢で足止めは
できても)無防備になります。

結果、流星拳一発で倒されても
本人は使命をやり遂げて
満足そうに逝きました。

原作はこれで死亡してる
ようですが

冥王ハーデス編OVAでは原作
序盤の「聖域の墓が内側から
掘りかえされている」という
エピソードを拾い、

白銀聖闘士たちも冥闘士と
して復活します。

この章では冒頭から
黄金聖闘士メインに
なるため、

青銅聖闘士たちの出番&
遅れて登場する理由づけの
ためでもあります。

しかし蘇った途端に
自分たちは悪の側だったと
知らされた上に、

(冥界側を欺くためとはいえ)
青銅聖闘士たちを味方と分かった
上で再び攻撃する役割って
なんとも気の毒です。

その中でも一番ショックを
受けたのは、危うくアテナを
殺しかけたトレミーだったのは
想像に難くありません(合掌)

ところで矢座の聖衣といえば
最初の劇場版「邪悪神エリス」。

エリスに仕える亡霊
(ゴースト)聖闘士の一人、

矢座の魔矢(マヤ)なんて
キャラもいます。

この亡霊聖闘士5人は
聖衣含め車田先生デザイン。

※流用は聖衣だけで
キャラデザ・技・設定
その他全く違います。

この時の魔矢から数年後に
『エビルクラッシャー魔矢』
生れています。

続きはまたそのうちに。