昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

『赤い光弾ジリオン』その5(第5話)

速水さんと和彦さんが共演と
いうとコレが浮かんだので……。
でも今回はアップル回。

第5話は「アップル命令違反!?」

冒頭、大臣が視察中の対ノーザ軍
兵器研究所兼工場がノーザに
襲われます。

その頃ホワイト・ナッツは
訓練中。

素手での格闘でもアップルに
全く敵わないJJは

JJ「可愛くねーなー
あれでも女かよ」

憎まれ口を叩きますが
女として意識するフラグ……。

その最中に出動命令。
視察中に巻き込まれた大臣の
救出が今回のミッション。

大臣救出に成功したら
援軍が来るという段取りです。

しかしJJは目の前で人がノーザ兵に
撃たれるのを見て、生き残った
人々の救出に駆け出してしまい、
チャンプがそれを追います。

諌めたアップルが頭の固い
優等生みたいな描かれ方なのは

この当時は「命令や権力者に
盲目的に従うのは間違ってる、
人間らしくあるべき」と

反抗するのが正しいような
風潮があったから。

(同時期のダンクーガでも
命令無視は日常茶飯事)

しかしアップルも死にゆく
男が「仲間を……」と
必死に救出を訴えるのを見て
そちらを優先してしまいます。

カニック兼輸送機パイロットの
デイブも「珍しいな」と言いつつ
彼女の頼みで彼らを輸送機に
乗せてくれます。

結局、命令無視で突っ走ったJJが
本来の任務である大臣のもとに
辿り着きます。

ここまではスムーズでしたが、
奇襲を受けた時点で研究所は
自爆装置が作動中。

ホワイト・ナッツの
ゴード長官は自爆装置の
話を聞いておらず激怒しますが

「あと10分で救助を終えて
脱出しないと大爆発」が
物語に緊迫感を与えます。

しかもJJは無線を切っていて
そのことを知りません。

チャンプも負傷しながら
フォローしてくれますが、

最後は遅れてきたアップルが
美味しいところを持って行くオチ。

ラストでJJがアップルを
長官から庇おうとしますが

叱責どころか大臣からの
勲章を渡されるアップル。

あのおっさんの面倒見たのは
オレなのに、と悔しがりつつも
この件でJJとアップルの
距離は縮まるのでした。

続きはまたそのうちに。