昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

『超獣機神ダンクーガ』その5

第5話は、亮の登場回。

序盤、ビッグモスのマシンチェック中の葉月博士。

このメカに乗る男はまだ来ない、と長官と会話の流れで
「どうせ一癖も二癖もある奴なんでしょう」という前フリ。

その頃、忍と雅人はデジタル画面の将棋で対戦中。
雅人に王手を決められそうになり、出動命令の
どさくさにゲームオーバーにする忍。大人げない……。

アメリカ・カンザスシティでの戦闘を終えて帰ると
亮がひそかに輸送機に乗り込んでいました。

雅人は一学年上の忍と沙羅のことは知っていても
交流はなかったのに

亮を見た途端、3人全員が
「亮!」「亮じゃないか!」

有名人だったんだね……。

白バラくわえての登場を誰もツッコまないのは
これが「普段通り」なんでしょうね。

※何度も言いますが、バラは80年代キザキャラの
記号のようなものです。

亮視点だと「切り札の精鋭部隊に選ばれたので
ちょっとカッコつけて登場したら
知ってる後輩しかいなかった」
とか考えるとちょっと可愛い。

そして早速ケンカを売って手も足も出ない忍……。
昔から仲が悪いと沙羅、雅人も知ってるようです。

それにしても将棋ゲームやらビリヤードやら
獣戦機基地は遊戯施設も充実してますね。

一方、ゾルバドス側では「早くアメリカを制圧しろ」と
デスガイヤー将軍が帝王から怒られていました。

そして獣戦機隊に本日二度目の出動命令。

葉月博士に「君は(今回は)いい」と
言われても

亮「何も知らない方がスリリングで面白い」

逆噴射スイッチもうろ覚えな状態で出撃したのに
すぐにビッグモスを使いこなします。

地球のピンチなんだってば……!と言いたい
ところですが、亮の場合は地球軍&士官学校
壊滅の場に居合わせてない上に、

彼が見た戦闘は最前線でもゲリラ戦=小競り合い
なので、この時点では危機感に欠けても仕方ないですね。

この回では亮の登場と彼の性格、パイロットとしての手腕、
他の三人との関係性が描かれると同時に

シャピロが遂に「司令」「ムゲ帝王の片腕」
として三将軍にお披露目される回でもあります。

超獣機神ダンクーガ コンプリートボックス(1) [DVD]