昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

浦沢直樹『YAWARA!』その16

さやかさんの寝技に
押され気味の柔は
右腕を痛めてしまいます。

かつて父を投げ飛ばして
失踪のきっかけになった
巴投げを一度はためらった
ものの、

遂に巴投げ(有効)からの
一本背負いで勝利を
決める展開は超熱い!!

その間、テレシコワや
ジョディが柔と戦うことを
切望してるシーンも入って
勝負はより盛り上がります。

柔「ものすごく強かったです、
さやかさん……」

「でも、本当に楽しかった。
また試合してくださいね。」

最初の対決の結果が
(急いでたとはいえ)

柔「ホッ 終わった!!」
だったのを考えると
ものすごい進歩です。

試合後、柔は母から電話で
父が戻ってきたことを
聞きます。

また出て行ったけど

虎滋郎「パリで落ち着いたら、
住所を知らせる」

柔「よかったね、お母さん……
ホントによかった、
ホントに……」

一巻から引っ張ってた
問題が解決します。

その頃、誰もいない祝勝会の
パーティ会場で虚勢を張る
さやかさんに

風祭「さやかさん、あなたは
柔さんに認められたんだ。
本当に強い柔道家として……」

こういう時にはしっかり
決めてくれるから
風祭さんが好きなんだ……!

さやか「私は……あんな娘に
認められるまでもなく
強いのですから!!」

さやかさんの肩が
震えてるのに気づいて

風祭(さやかさんが……
泣いている……)

ドキドキが止まらなくなった
風祭さんが、泣いてるさやかさんに
キスするのは名場面の一つ。

そしていよいよバルセロナへ……!

ホテルの部屋が一つしか
取れなかったからと

編集長命令で松田さんの
相方のカメラマンは
鴨田さんに。

日本に残れと言われた
加賀邦子は父親に資金を
おねだりし……。

その頃さやかさんは風祭
さんとクルーズ中。

すっかり新婚気分ですが
風祭さんは(気の迷いだ……)と
まだ苦悩中。

バルセロナなんてどうでも
いいと言いながらも、

TVのニュースを見て
行きたくなるのが
さやかさんの可愛い
ところ。

本番が近付き、富士子さんは
ナーバスになっていました。

「三人で日本に
帰りましょ……」
なんて言いだす始末。

続きはまたそのうちに。