昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

荒川弘『鋼の錬金術師』その5

マスタング大佐側は
ホムンクルス・ラストを
倒したものの

代償は大きく、負傷した
ハボック中尉は下半身不随に。

レダ少尉のアイデア
医療系錬金術師でもある
ドクター・マルコ―を
訪ねることになりますが

一足遅く、マルコ―は
エンヴィーに連れ去られ……。

ハボック少尉は退役を決め、
大佐に自分を「置いて行け」と
言いますが

大佐「置いて行くから
追いついてこい

私は先に行く
上で待っているぞ」

大佐の優しさが伝わる
名場面です。

(12巻カバー下の歌は一体……)

エドは帰郷した際に
父・ホーエンハイム
再会。

人体錬成の話を聞いた彼に
辛辣な言葉を投げかけられます。

「それは本当に
トリシャだったのか?」

ここに来て、物語の始まりだった
「母親を錬成しようとして失敗、
人の形をしていなかった」

「その代償にエドは片腕片足を、
アルは全身を持って行かれた」
前提がひっくり返ります。

ピナコとホーエンハイム
会話を聞いた後、吐きながらでも
「確認してみる」のが
エドらしい……。

(後に師匠イズミにも
電話で尋ねる)

しかし絶望を真っ直ぐに
見据えた結果、希望を見出す
のが、本作の素晴らしいところ。

出てきたのが「母親で
なかった」からこそ

エドはアルの体を元に
戻すことができると
確信します。

 なおホーエンハイム
意味ありげな言葉を残して
去って行きます。

「今のうちによその
国に逃げとけ」

「残念だよピナコ
もうお前のメシが
食えなくなるなんて」

……今から本性現す悪役の
台詞にしか聞こえない……。

その頃アルはウィンリィと共に
リン、ランファン主従から
彼らの事情を聞いていました。

ミニパンダを連れた少女、
メイ・チャンもほぼ同じ目的
ですが

彼らの父親はシン国皇帝で
シンは50の民族から成り立って
いて、母親はそこの首長の娘。

彼らは民族の代表として
自分たちの地位を引き上げるべく
病に倒れた皇帝のため、
不老不死の法を探しに来たのでした。

メイの方は行き倒れている
のを、ヨキに発見され、
スカーと行動を共にすることに。

続きます。