昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

荒川弘『鋼の錬金術師』その4

6巻にはエド国家錬金術師
なる試験を受け、大総統が
立ち合う回想シーンがあります。

キング・ブラッドレイ大総統は
厳しくも強く、頼りになる、
話も分かるシブかっこいい
眼帯のおっちゃん……

という「強者」感を
モリモリに盛っておいて

正体はホムンクルス
「憤怒」のラース

知った時は衝撃でした……。

他のいつものメンバーが
不老不死っぽいので、
歳を取るホムンクルスとは
思いもよらず。

アニメだと声は大ベテラン・
柴田秀勝さん。

同じ声繋がりで例えるなら
NARUTO』の三代目火影
敵の手先と判明したようなもの。

(終わりだ……!この国……!!)
って思いますよね。

しかしこの作品の勢力図って

1:アメストリス側

エド&アル
マスタング大佐&部下たち
・(後にアームストロング姉)

2:ホムンクルス
・「お父様」以下、ラスト&
グラトニー&エンヴィー
(ココに大総統)
・粛清されたグリード一派

3:イシュヴァール
・スカー

4:シン国
・メイ
・リン&ランファン&フー

更にホムンクルスのボスである
「お父様」とエド&アルの父
ホーエンハイムがそっくりだったりと
様々なミスリードもあります。

詳細は言いませんが
かなり驚いた設定が幾つも……。

途中で消えたり出てこない
巻もあるものの、

複数勢力が入り組み
関わるキャラも多いのは

マニア色の強い『ガンガン』
連載ならではかも。

『ガンガン』といえば
シリアスとギャグが同時進行
してる作品が多い印象ですね。

(例『パプワくん』
ハーメルン

本作でもハボック少尉の
「彼女」=ラストだと
判明した時の

大佐「──なるほど
だまされるわけだ
おまえ ボイン好きだろ」

ハボック「大好きっス ボイン」

(この後壮絶なバトルに突入)

個人的には8巻、
ホークアイ中尉が
バリー・ザ・チョッパーに
遭遇、懐かれてしまい

 中尉に抱きついてるバリーを
見たマスタング大佐の

大佐「……どいていたまえ中尉
今夜の火力はちょっと
すごいぞ」

このシーンが大好きすぎる……。

続きはまたそのうちに。

鋼の錬金術師 完全版(16) (ガンガンコミックスデラックス)

鋼の錬金術師 完全版(16) (ガンガンコミックスデラックス)

  • 作者:荒川 弘
  • 発売日: 2012/07/21
  • メディア: コミック