さとわの誠心誠意の
謝罪にも晶は
晶「これ以上私を
惨めにするのはやめてください」
きっぱり拒絶されたのに
更にデリケートな内情を
うちあけるさとわ。
さとわ「……母を……
取り戻したくて……」
その思いは一瞬届きかけ
ましたが、晶の闇は深く……。
一度は指導者をやめようと
決意するものの、
晶が以前、内心で「平凡」と
酷評した実康の頑張りが
心の闇を晴らす最後の
一押しになったのがいい。
空がぶわっと晴れる演出が
また素晴らしいんだ……。
そして晶先生が本当に
仲間に加わるのでした。
晶「足立君の音は部員全員と
よくなじみます」
(だから立浪先生は実康を
十七弦に起用したと説明する)
実康「がんばるっす」
いい表情してる……!
11巻では祖母の企みを
晶が完全に打ち砕きます。
良かった……鳳月会の
偉いさんが話がわかる人達で……。
「私も堂島さんとは
長い付き合いです
堂島さんの話 全てを
鵜呑みにする程
馬鹿じゃない」
……信用ねえな、ばあちゃん……。
ここは一緒に招かれていた
さとわの母の本音も聞ける
重要エピソードでもあります。
そして11巻終盤からは
大会当日。
さとわが皆の名前入り
柱(じ)のマスコットを
作って来ます。
さとわ「すす すみません
だ……ださくて」
可愛すぎだろ!!!!!
そして喜んでる愛も
可愛い……!!!
12巻からは全国予選開幕。
演奏や学校の説明役として
取材中の記者二人が登場。
ベテラン記者のおじさん・塚地が
筝に興味のない新人女性記者・
小牧に教える体を取ります。
優勝常連校・姫坂の
「そろう演奏」
=皆が同じくらいの技量って
学校は、審査員の評価が
髙いのはどんな作品でも
お約束ですね。
※ただし突き抜けた才能の
前にかませになりがち。
相当な努力しないと
揃わないのにね……。
今回は予選なので初心者
レベルの高校も出場。
木佐高等学校のメガネっ子、
木下さんが気の毒すぎる……。
全員部活制度だと
そもそも部員にやる気が
ないので
真面目な子が一人頑張っても……って
なるのが実にリアル。
続きはまたそのうちに。