昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

浦沢直樹『YAWARA!』その8

このユーゴ世界選手権は
ケガが治ってからの
大事な復帰戦なのに

柔の不調に振り回され
心配するジョディが
気の毒でならない……。

加賀邦子は松田・柔の間を
引っ掻き回すお邪魔虫の
役割とはいえ、

仕事意識の低さに
今更イラっとします。

むしろ大人になった後の
方がムカつくキャラかも。

風祭さんは松田さん視点だと
お邪魔虫ですが

コーチとしては有能だし、
さやかさんには振り回される
側だったりと、ヘイトが溜まらない
ようになってますね。

ユーゴでは富士子さんが
大活躍します。

怯えながらもテレシコワ
相手に渡り合うのがすごい。

滋悟郎「裏投げと大内刈りの
真っ向勝負ぢゃ!!」

このシーンでお祖父ちゃんの
表情が真剣なことで、本当に
どっちが勝ってもおかしく
ないと伝わるのが素晴らしい。

流石にテレシコワには
及びませんでしたが
いい勝負でした。

不調の柔を見て侮る
新キャラ・フルシチョワ
でしたが

試合に間に合った松田さんの
姿を見た柔がようやく
いつもの調子を取り戻し、
電光石火の一本背負い炸裂。

タクシーのおじさんも
「いいもの見た……」って
感動するよね……。

呆然とするフルシチョワに

テレシコワ「やっとわかったか!
ヤワラのおそろしさが!!」

このシーン好きです。

無表情だけど味方が勝つより
ずっと嬉しいんだろうなぁ……。

松田さんが楽しそうに
話してるのを聞いて涙ぐむ柔。

松田「お……おい なんだよ!?
泣くなよ!」

松田さんが知る由も
ないことですが、
柔→松田さんのフラグが
確定します。

滋悟郎お祖父ちゃんは
富士子さんのことを
「ライバル第二弾」と
言ってるのに

当の富士子さんには
全然響いてない……。

世界選手権後も
就職したい柔と、西海大へ
編入させたいお祖父ちゃん
との攻防は続きます。

何度もすれ違いを繰り返した
ものの、柔は正直に本音を
打ち明けてくれた社長のいる

鶴亀トラベルに就職を決意
していました。

しかしスムーズに運ぶ
はずはなく、

お祖父ちゃんは
三つ葉女子短大柔道部の
卒業記念試合さえも
利用しようとするのでした。

続きはまたそのうちに。