昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

香日ゆら『三枝教授のすばらしき菌類学教室』その3

本日、第三巻発売です!!

遂に完結!寂しくなります……。

久しぶりなので解説すると、
好きな女の子の進学先だから、で
大学を決めてしまった赤毛
うっかり青年・天谷(あまたに)
くんが主人公。

ひょんなことからきのこ大好き
少女・舞子ちゃんと知り合い、
きのこと彼女を溺愛する、

残念イケオジ三枝教授のもとに
日々通うことに……。

(教授と舞ちゃんは血縁関係は
ないけど、孫のようなもの)

毎回、話の中にきのこに
関する雑学が、ボケツッコミの
会話形式で登場。

天谷くんはいいツッコミ
属性をしている……。

コミカルなノリの理系大学
日常モノとも言えます。

今回はきのこ最大の謎(多分)

天谷「なんできのこは毒があるんだ?」

が、語られます。

舞「きのこ好きな人は
みんな毒も好きだと思うよ!」

……そ、そうかな……?

「猛毒御三家」とか
「食中毒御三家」という
パワーワード……。

カエンタケ、あんな恐ろしい
見た目の奴食べる人いるんだ……。

なお答えはあえて言いません。
ぜひ読んで確かめてください。

※納得するとは言ってない。

最終巻だけに、天谷くんの
変化と、教授との意外な
縁も描かれます。

泣くほど感動していた
(教授ファンの)榎木さん
ほどじゃないけど、
いい話じゃないか!

子供の好奇心に対して大人が

「大学受験じゃ何の役にも
立たないのに 
無駄なことして」

漫画の1エピソードですが
なんかリアルにもいるからなー、
こんなの……。

2巻で「超ムカつく
先公がいたのは覚えてる」
って言ってたのは伏線
だったのか……。

 教授「それでも自分と
いうものは かつて己が
学び得たもので
作られているんだよ」

この話はとある事情から
教師に対して斜に構えるように
なっていた天谷くんが、

よき師に巡り合う話
でもあったんですね。

天谷くんはこれからも
きのこ道に励んでほしい
ものです。(保護者目線)

香日ゆら先生、素敵な作品を
ありがとうございました!
次回作も楽しみにしています!

そして本作でも重要事項!

よく知らない野生のきのこ、
食べちゃダメ絶対!!