昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

本田『ほしとんで』その4(全体感想)

5巻きっかけで連句の本を
読んでみました。

(『連句日和』笹公人、矢吹
申彦、俵万智和田誠

本当にルールのある
連想ゲームというか
言葉遊びなんですね。

本作読んでても作者は
「言葉」に対して思い入れが
強い人なんだろうなと
感じます。

だからこそ秀逸な
ボケツッコミが
生み出せるのかも。

薺「私も流星さんみたいな
立派なサイボーグに
なれたらいいのに……」

流星「待っ……薺さん
俺の人間性ごと
諦めないで……」

一喜一憂が激しい薺(なずな)さんが
どんな時にも冷静な流星に
対しての一言。

なおこの少し後

春信「そういえばだいぶ
挙動不審でしたな~
親近感待ったなし
でしたぞっ」

流星「そ……そんなに?
そんなに!?」

珍しく動揺している……。

 オタ属性強めの
薺さんと春信くんの言動は
他人とは思えないものが
ありました。

 言葉といえば赤ちゃん連れの
ママさん学生、みどりさんの
句が

折角作った豆ご飯を「きらい」と
旦那さんに言われたことが
発端と説明しながら

みどり「さえずるのう
自分で献立考えて
人に食わす飯作ってから
言うてみぃ」

日常でまず使わないだろう
一行目の単語に強い怨念を
感じる……!

しかし若い~妙齢の男女が
多数いるのに、色気のある
エピソード皆無なのもすごい。

この話で一番艶っぽいのは
5巻の隼さんの後朝の句では……。

隼さんはポスターを棟の
壁に貼ってもらってたり
先生にライブのチケット
買ってもらってたりと

音楽活動でもやってるような
言動がありましたが
詳しくは描かれないまま
でした。

高校生から俳句やってて
坂本先生の一番弟子自称とか
詳細が知りたい。

航太郎と流星の「帽子を
被らせる戦い」も、何がどうして
そうなったのか気になる……。

流星くんの叔父さんの
「美学の帝王」吉野教授も
ほとんど出ないままでしたし、

ゼミの教授たちも皆
個性的で気になるキャラ
揃いでした。

本田先生、素敵な作品を
ありがとうございました!

新作も楽しみにしておりますが、
いつかやし芸の人々を
再び見てみたいです。

あとやしにゃんの中の
人は一体……!?