折角話題が出たので
『ゴールデンカムイ』以外の
土方さんの話も。
新撰組モノ・幕末モノだけでも
とんでもない数なので、設定が
アレンジされてる人に限定します。
前回も書きましたが土方さんの
魅力は、鬼と呼ばれるほどの冷徹さと
人間くささのギャップ萌え。
それに加えて女性ファンを
虜にしてるのが「関係性」
個性的なキャラ同士の
関係性を巧みに描いた作品は
女性に熱狂的に支持されます。
例：『おそ松さん』『鬼滅の刃』
『テニスの王子様』『銀魂』
『鎧伝サムライトルーパー』
『聖闘士星矢』『キャプテン翼』……
土方さんの場合は近藤さん・
沖田との関係性。
役割としては実務で近藤さんを
支えていながら、精神的には
近藤さんが土方さんの支えで、
沖田に対しては共に近藤さん
大好き仲間で、兄貴分でもある。
この前提さえあれば他の設定を
どれほどアレンジしても、新撰組
モチーフで通じるのがすごい。
いくつか挙げてみると
マヨラーでお化けが怖い鬼の副長。
近藤さんもストーカーだったり
ゴリラだったりはしても
寛大なリーダーなのは変わらず。
近藤さんを慕うあまり
土方さんを敵視するドS沖田、
というのは斬新でしたね。
『仮面ライダードライブ』
ブレン
寛容で温和なリーダーを支える
忠実な副官……という意味では
確かにその通りです。
（変顔から目をそらしながら）
『銀河烈風バクシンガー』
シュテッケン・ラドクリフ
SF版新撰組である本作における
土方さんポジションのキャラ。
近藤さんにあたるディーゴと
沖田にあたるビリーには
心を許していますが、他には
厳しい鬼の副長。
戦いに固執していた土方さんが
近藤さんの幻が消えていくのを前に
土方（俺ァ一人にしねぇでくれろ）
と訴えるシーンは涙ぐみました。
訛りが出ちゃって完全に素に
なってるのが実にいい……！
続きはまたそのうちに。
ドリフの７巻を……ずっと
待ってます……。
