昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

『ゴールデンカムイ』土方歳三

本日5月31日は
土方歳三さんの
お誕生日です、めでたい!!

※史実です。

今日は色んな作品の
土方歳三さんが祝われて
るんでしょうね。

というわけで
土方さんの話を。

カッコいいおじいちゃん
素敵……!

こちらの土方さんは本編の
話の核であるアイヌ
金塊争奪戦に参加。

ロシアに対抗するために
緩衝国として北海道を
多民族国家にして独立させ、

蝦夷共和国」を作るという
信念のもと戦っています。

25巻ではアシリパたちの
前で、かなり具体的な構想を
語っていました。

アシリパ父ウィルクとは
似た目標ながら微妙に違うので
結局すれ違った印象。

(でもアシリパさんの
和名を教える程度には
関わりは深い)

かつての同志・永倉さんや
刺青の囚人たち、ヤクザの
下っ端の若造・夏太郎に
新聞記者のクズ石川啄木

味方の構成もバラエティに
富んでいて

尾形が出たり入ったりと、
離反も再加入も寛容。

その辺が大物の風格……。

寄せ集めっぽいのに
共同生活してるせいか
日常が男子寮の学生みたいで
微笑ましい。

ファンブック描きおろし
漫画で、キロランケの
細かすぎる馬のモノマネを
見事に当てた土方さん。

「意外なところで
馬が合うふたり」の
オチにほっこりしました。

白石がうまい俳句を
作ったらお小遣いあげてた
とか、うまくなくても
あげてたとか

チカパシと一緒に
日本刀でチプタプとか
いいお爺ちゃんすぎる……。

冷徹で容赦ない「鬼の副長」の
二つ名を持ちながらも

青いまでの理想を求めて
修羅の道を行く、

そして仲間想いで
お茶目で人間くさい部分も
あるとかギャップに溢れてて
惚れるほかありません。

読者は彼の二度目の
悲願も実現しないのは
知ってるわけで

その切なさ含めて
大好きなのかもしれません。

個人的に白鳥食べたら白髪になる、
という迷信を真に受けて避けた
連中に対しての台詞。

土方「誰にでも平等に
死は訪れる

どうせ逃げ切れんのなら
ビクビクと待つより
美味いものを食って楽しむ」

は彼らしい名言です。

方陣営もいいキャラ
揃いなので生き延びて
ほしいなぁ……。