昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

『えいがのおそ松さん』その1

祝!!アニメ第三期制作決定!!

というわけで劇場版の話を。

大雑把なあらすじは、同窓会に
出た翌日、6人が目を覚ますと
そこは過去の世界だった。

過去なのは断言できるのに、
景色や行き交う人々の様子が
おかしい。

戸惑う6人はデカパンに相談、
状況を説明される。

「ここは誰かの思い出の世界」

「過去に後悔を残しているので
それを取り除かないと帰れない」

ついでに過去の知り合いとむやみに
接触しないこと、あまり時間が
ないことも忠告されます。

変装して母校や街中をこっそり眺める
6人は、昔の自分たちを見て
恥ずかしさに転げまわる。

高校時代、6つ子の仲は最悪でした。

今と全然キャラの違う6人は
見せ場でもあり、笑いどころ。

なお、冒頭でベッドに横たわる
謎の女性と窓辺の黒猫が物語の
重要な鍵となっています。

黒猫は6つ子の周囲にも現れ、
彼らを導く役どころです。

全体を通じていつものドタバタ
ギャグを楽しみつつも、

彼らの滑稽なまでのキャラ作りが
アイデンティティに悩んでの
ことだと判明するので

(高校時代って、何故か妙な
ところに拘ったりするよね……)と
共感したりします。

トト子ちゃんやチビ太まで
悩んでるのに、何一つ変わらない
イヤミはいっそ清々しい……。

実は後悔してたのはカラ松。

卒業式の前日、「高橋さん」
という女生徒からの手紙が
家に届いていたのですが

宛名が「松野くん」だったため
開けることができず、かといって
不仲状態の兄弟に確かめることも
できなかったのが真相。

 6人はまず手紙を手に入れるべく
自宅に忍び込みますが失敗。

手紙を失くした原因、
卒業式後の6つ子の大ゲンカに
変装して割り込みます。

 「思春期バスターズ」って何……?

12人で揉めまくりますが
結果的に過去の自分たちを叱咤し、
一緒に高橋さんに会いに行きます。

この時、高校生6つ子が未来の
自分たちから肯定してもらって
影響を受けるのがいい。

彼らが期待した恋愛フラグは
皆無でしたが、
うっかり感動もまた
おそ松さんならでは。

続きはまた後日。