昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

『仮面ライダーエグゼイド』パラドその2

新・檀黎斗に粘着されつつも永夢との
決着に燃えるパラドですが

32話でクロノスが登場。
ラヴリカが絶版されて以降、
パラドの心に死の恐怖が生まれます。

33話ではラヴリカのお悔やみに
籠入りのフルーツ盛り持って来る正宗パパ……。

わざわざバグスターの本拠地に乗り込む
=逃げられないと暗に告げている。

赤いバラ(恋社長が常に胸に飾っていた)を
持ってきて踏みにじる
=逆らったら同じようになるという
追悼に見せかけた脅しが怖い。

この回は飛彩先生が正宗パパにつく
エピソードもありました。

檀親子の対決を永夢・ポッピー・飛彩の
三人が物陰から見ているのを

「あいつら何やってんだ?」と更にそれを
見物するグラ&パラドという絵面が面白い。

36話では永夢が最強フォームの
ムテキになるため、クロノスに対抗する策だと
騙されて、パラドが永夢に取り込まれます。

怒るどころか「やるな永夢」で済ませるのが
パラドらしい。

ムテキを封じるため、正宗パパは
飛彩先生にパラドを絶版にするよう命令、
失敗したら自らやって来ます。

ムテキを護るため、かつて自分を殺した
パラドを庇う羽目になる新・檀黎斗……。

クロノスの殺意を間近に感じるようになると
パラドも余裕がなくなっていきます。

グラファイトの「遅いから心配したぞ」など
ママ気質が増加するのもこの頃。

39話・40話ではパラドの死の恐怖を
映像で表現する際に、水中での演出が
使われました。

深いプールに飛び込んだことがある人なら
わかると思いますが、

水から顔を出そうにも、思ったより水面が遠くて、
息が続かないと気付いた時の焦りと恐怖たるや……。

見てるこっちも息苦しいほどでしたので
パラド役の甲斐さんの苦労、お察しします。

そして命を奪われる恐怖を心身に刻んだパラドは
心から改心し、永夢の頼れる相棒となります。

40話でクロノスが没収していた
エナジーアイテムを奪い返したり

エグゼイドの決め台詞の際の手のポーズに
パラドが手を合わせるシーンは激熱です!!

 つづきはまた後日。