昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

『海賊戦隊ゴーカイジャー』その3

ゴーカイジャー』の美しきトリックスター
バスコを演じた細貝圭さん、
ご結婚おめでとうございます!!

というわけでバスコの話を。

バスコはフルネーム、バスコ・タ・ジョロキア
宇宙猿サリーを連れた一匹狼の宇宙海賊。

「タバスコ」と「ジョロキア」が名前に入ってる
通り、強烈な刺激物……を通り越して劇物です。

ゴーカイジャーの探す「お宝」を狙っていて
ゴーカイレッドのマーベラスとは因縁の間柄。
性格は狡猾で残忍。腕も立つから更に厄介です。

ザンギャック帝国に協力するふりをしつつ
邪魔したり、

ゴーカイジャーを泳がせてキーの横取りを企むなど
敵も味方も引っ掻き回す「第三勢力」でした。

ゴーカイ側が集めている「レンジャーキー」に
入ってない追加戦士のキーを所持。

シュリケンジャーやデカマスターウルザードなど
一人で一戦隊分の強さの戦士が召喚されて
揃って敵の手駒とか、悪夢以外の何物でもない……。

「何かを得るためには何かを捨てなきゃ」が
信念で、そのため裏切りを繰り返します。

かつて所属していた海賊団のキャプテン、
アカレッドとクルーだったマーベラス
ザンギャックに売り飛ばしたことも。

再会したら「マベちゃん♪」と昔通り
親しげに呼ぶとか、てめぇの血は何色だと
聞きたくなりますね(実は緑色)

一見、フレンドリーで陽気な印象があり
特に巨大ロイドを召喚する時のお約束の台詞

「いらっしゃいませー!!」

が、元気のいい居酒屋の店員のようで
面白いギャップでした。

サリーは喋りませんが、コミカルな仕草が
実にバスコの相方らしいお茶目さでした。

 性格がアレでも強くて楽しそうな悪役は
意外と子供人気が高いものですが
(例;王蛇、ゲンム)

マーベラスを倒すために、サリーを切り捨てたのは
流石にドン引きされたようです。

しかしサリーはゴーカイ側に絆されてしまい、
それがバスコの死亡フラグとなるのでした……。

前年の『スベース・スクワッド』ではヴィランズの
一人として登場。また出てきてほしいな♪

海賊戦隊ゴーカイジャー主題歌

海賊戦隊ゴーカイジャー主題歌