昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

一二三『四十七大戦』その2

この作品の面白さは各都道府県の名産を
使った大真面目なバトル。

前回も少し書きましたが

広島さん「金色の弾丸(バレット・オブ・パンケイク)」

(銃弾が麺になって絡みつく)

鳥取さん「う……歯ごたえのありそうな焼きそば麺と
香ばしい多重構造の具材に挟まれて身動きが……」

広島さん「今 お前を覆ってるソレの名前は何でしょう?」

正解:お好み焼
「広島風」は広島さんには地雷。

また、県同士の親密度がMAXになると
合体技も使えます。

例:島根さんと鳥取さんの絆の力で
因幡の白兎」が登場。

 バトルは1対1、2対2、2対1など
少人数で行われますが、見物だけなら
問題ないので

ゆる神が多く登場するほどツッコミが
冴えわたります。

徳島さんVS大阪さんのバトルでは
すだちを使った技を使い、
すだちの万能さを熱く説く徳島さんに

大分さんが(健康にいい緑色の柑橘類って)
「かぼすじゃん」
とツッコんでしまった後の皆の
一瞬の間……。

徳島さんはキレるわ、大阪さんはそれを
見て気弱な口調になるわでカオス。

沖縄さんVS宮崎さんの対決中に
マンゴーの女神が現れ、二人が
和解するくだりでは

感涙する福岡・熊本・長崎さんに

もうツッコむ気力もなくした
広島・山口・岡山さんの対比に
じわじわきました。

 ご当地ネタもかなり細かく、

熊本さんに「県庁に来い」と
呼び出された鳥取さんが

「県庁=繁華街にあるはず」という
思い込みで熊本きっての繁華街・
下通りでたまたま出会った人に道を尋ねます。

熊本在住なら(何故下通りで
県庁への道を訊く!?)と
驚くところですね。

悪気がないとはいえ、熊本さんを前に

「九州のNo.1って福岡ですよね?」

それは熊本名産・辛子蓮根
口に突っ込まれても仕方ない!!

ゆる神たちは基本温厚な性格ですが、
ご当地ネタの地雷も持ち合わせています。

愉快なバトルを繰り広げながらも物語は
「この戦いを画策した黒幕」を探して進んでいきます。

東京さんの体の不調や、怪文書の犯人を
名乗り出た高知さんの真意は!?

続きはまた後日。