『四十七大戦』(16~)は都道府県の
擬人化マンガ。主人公の鳥取県が
次の日本の首都争奪戦に巻き込まれ
架空世界で名所・名産を武器に
他県と戦うアクション漫画です。
19年10月に東京、11月に鳥取県で
2・5次元舞台公演予定。
(紛らわしいのでキャラを語る時は
以降、さん付けにします)
この世界には「揺神」(ゆるがみ)と呼ばれる
人の姿をしたご当地神が一県に一柱いる設定。
県の広報・アピールをする
ゆるキャラ的な役割を務めています。
第一話で鳥取県に有名コーヒー店
「スターベックス」が出店したのが
全ての始まり。
鳥取さんがたまたま店にいた島根さんと
ケーキを口にしたところ「契約完了」と
マスコットのスタベちゃんが呟き
二人は謎の電脳空間に連れて行かれ
次の首都を目指して戦うように言われます。
(以降もスタベちゃんは説明・進行役)
気弱で温厚な鳥取さんは「いや無理無理」と
棄権しようとしますが
少子化による消滅の可能性を知らされた
島根さんは参戦を宣言、
鳥取さんは否応なしに戦いに
巻き込まれることに……。
島根さんの武器は「出雲大社宝物殿」
異空間でのバトルなので、ダメージを受けても
県内の土地が爆発とかはないですが
相手方に県の人口が奪われます。
鳥取さんはなんとか勝ちを拾い、
島根県は鳥取県に併合されます。
とはいえ大した影響もなく、
郵便手続きの手間だのらっきょう漬けの
授業が島根の学校にできた程度。
序盤は鳥取、島根、広島、山口と中国地方、
四国とは同盟関係を結んで
バトルの舞台は九州へ。
北海道が独立騒ぎを起こしたり、近畿・
東海・関東でも独自の動きがあったりと
徐々に舞台は北上していきます。
北陸、東北のキャラはまだ(少なくとも
コミックスには)登場していません。
各都道府県の外見や性格は、県民性や
県のイメージを反映したものなので
自分の故郷が気になる方はぜひ
読んで確かめてください。
続きます。