昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

『仮面ライダーエグゼイド』宝生永夢

8月16日は主人公・宝生永夢を演じた
飯島寛騎さんのお誕生日です。
めでたい!!!

というわけで永夢(えむ)の話です。

序盤は小児科の研修医で、途中で外科に移動。

温和で優しく、患者には人一倍親身になり、
しょっちゅう何かにつまずいて転ぶ
「お人好しのドジっ子」な反面、

 学生時代は「天才ゲーマーM」の
二つ名で有名で、ゲームの最中は
強引でしたたかな性格に変わるなど
二面性を持ったキャラでした。

一人称も「僕」から「俺」になります。

実はこの二面性は伏線で、後に永夢が
「初のゲーム病患者」であり、

パラドは永夢から分離された
ものだと明かされます。

皆が永夢を気遣って黙ってたのに
檀黎斗がパラドへの嫌がらせでバラした
18話ラストの台詞は

「宝生永夢ゥ!」ググると全文出て
くるほど有名です。

23話で黎斗との決着が一旦つくと、
24話からはパラドが黎斗の計画を利用し
人間のプレイヤーたちがバグスターに
狩られ、消滅する衝撃展開に。

人の命を弄んだ報いは重く、パラドはその後
永夢によって消滅まで追い込まれます。

ゲムデウスウィルスに苦しむニコを救う
ためとはいえ、39~40話の永夢は
マジ怖い。

「次なんてない」

「敗者に相応しいエンディングを見せてやる」
かつての自分の言葉をそっくり返され
容赦なくボコられるパラド。

結局、完全消滅には至りませんでしたが
そう簡単には許してもらえず

額を地面に擦りつけ、ごめん寝状態で
必死に謝ることに……。

それだけに、二人が相棒となり、共に戦う
シーンは超熱い!!

※またすぐお別れなのが
『エグゼイド』らしいというか……。

最終回、永夢がゲーム病で消滅した患者の名前を
一人一人呼ぶシーンが実にいいんですよ……!!

バグスターであるパラド、ポッピーとの絆や
医師としての成長も見せつつ、
それに反応するキャラたちの表情も台詞も
何もかも素晴らしい。

この回ではかつて永夢を追い込んだ
「宝生永夢ゥ!」の台詞が
パラド復活を伝える台詞に変わるのも素敵。

 念願叶って小児科医になれてよかったね!