『東京喰種』は魅力的なキャラが多く、
特に月山はアニメ版で出番が早まったり
実写二作目のCMは松田翔太演じる
月山の方がメインのような扱いです。
月山習(つきやま しゅう)
通称:美食家(グルメ)
その名の通り、獲物の目玉だけ奪ったり
わざわざレストランで皿の上に乗せて
食べたりと妙なこだわりを持つ男。
長身イケメンのキザ野郎で
月山財閥の御曹司。
トーカにはものすごく嫌われています。
カネキの人間の混じった匂いが気になり、
彼の読書家でお人好しの性格を利用して
「喰種レストラン」へ引き込みます。
カネキの血のついたハンカチを、トイレで
スーハースーハー嗅ぎながら
感極まってるシーンも大概でしたが
その後、西尾錦の恋人・貴美さんを攫っての
「トレ!!ビアンッ!!」
「カネキくんが食べながら
カネキくんを食べたい!」
(=人間を喰ってる最中のカネキを喰べたい)
発言でその場の全員をドン引きさせる変態っぷり。
アニメ版では宮野守ことまもちゃんの熱演で
更に天井知らずのボルテージに。
この回は月山の変態大暴走だけでなく、
恋人を月山から護ろうと、ズタボロにされてもなお
立ち上がるニシキを大好きになるエピソード
でもあります。
登場時はあんなに嫌な奴だったのに……。
無駄に強い月山に対抗すべくひらめいた
カネキの秘策が
トーカがカネキを喰って
パワーアップすること
それを目の前にした月山の
「僕のだぞッ!!!!!!」は
今までベラベラ喋っていた分、取り乱しようが
よく表れていました。
その後月山はしれっと味方側につき、
資金面でも戦闘でも惜しみなく協力します。
しかしいつ裏切るかわからない一面も
のぞかせる、危うい存在でした。
それだけに死ぬとわかって捜査官の群れに
向かおうとするカネキを止めようとして
かなわず、泣きながらの
「後生だ」「行かないではくれまいか」は
うるっと来ました。変態のくせに……。
5巻での「後生だ」一口喰わせて、が
関係性の変化で別モノになるのいいですね。
続きはまた後日。
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