『トクサツガガガ』の魅力の一つは
他のキャラもまた個性的で素晴らしいこと。
まずは仲村さんと同じく特オタの吉田さん。
普段は優しいお姉さんですが
時折女軍曹や悪の女幹部みたいになります。
「ダメですよ。 情報を吐くまでおあずけです」
(布教の)
「やる気あるんですか 中村さんッ」
スイッチが入ると人格変わるのが
すごくオタクだ……(親近感)
原作にもある、ヒーローショーで
ものごっついカメラ出す場面は
ドラマ版でも強烈なインパクトでした。
そしてお菓子屋さんの店員兼息子の
「任侠さん」
顔がゴツくてこわいので
そんなあだ名がついてるのにとってもいい人。
実は女児向けアニメ『ラブキュート』オタで
気弱な性格。そして大学生というギャップがすごい。
あとお母さんが「陽気なオバちゃん」全開で
その関係性もいいですね。
北代さんも序盤はツンケンしてますが
実は彼女もまたドルオタでした。
今はすっかり頼れるツッコミ役です。
うっかりオタバレしたせいで心無いからかいに
傷つくの……わかるよ……(涙)
仲村さん兄と嫁&娘のトリオや
特撮好き小学生ダミアンくんも
実にいいキャラです。
しかしダミアンって軽く悪口では……。
(注;元ネタがホラー映画のキャラ)
あと虫が苦手な仲村さんが家に迷い込んできた
クワガタを「こんな季節にいるのは誰かの
ペットでは?」と
ポスターを貼って元の小学生の飼い主に
見事戻した回での
「誰かの大事なクワガタかもって思ったら
私が嫌いだからって、捨てたりできないよ」
も名場面です。
この回の任侠さんの「“見たら買え”は
鉄則っスよ……」は特オタの真理。
それと任侠さんのお母さん登場回の
仲村さんモノローグ(※オタクの言動は)
(はた目にはロクデナシに見えるだろうけど)
(これを失ってまともになるかというと、
「無趣味のロクデナシ」になるだけだから!)
は、世の中に向けて主張したいレベル。
特撮に限らずオタクには共感することがありすぎる作品です。
まだまだ語り足りないのでまたそのうちに。
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