『星矢』の魅力の一つはその個性的な
キャラクター。
ものすご~く大雑把に説明すると
星矢=シスコン、影が薄い
氷河=金髪碧眼のマザコン
瞬=ブラコン、泣き虫、実は最強?
一輝=最後に出てきておいしいところを持っていく
紫龍=よく脱ぐ
あと全員孤児だとか、それぞれの師匠とか
基本的に最低限の情報しか出てないのに
なんであれだけ心に深く残るのか
本当に不思議です。
(誕生日、身長体重、出身地などのプロフィールは
ムック本には出ていますが本編とは関係ありません)
それでも青銅の5人はまだ情報が多い方で
黄金聖闘士に至っては、アイオリアと
アイオロスが兄弟ということ、
サガとカノンが双子で、13年前は険悪な仲だったこと
ムウの師匠が前教皇シオンということ以外は
何もわかってない。
今時のマンガだったら、回想シーンで
生い立ちや性格形成に大きな影響を与えた
場面が入るところでしょう。
例えば今なお『星矢』の話題が出ると
真っ先にネタにされる蟹座のデスマスク、
彼はその言動のみで30年以上も
読者に強烈な印象を残しているのです。
黄金聖闘士の堂々とした風格と強さに加え、
「強い方が正義」という清々しいまでの
一貫したポリシー、
調子に乗りまくってる時のテンションの高さと
それが原因で聖衣に離反された時の
取り乱しよう……。
当時小学生だったら、自分の星座の黄金聖闘士が
情けない姿を晒したとショックを受けても
仕方がないですが
中学生以上だと、私を含め「いいキャラだ……!!」と
愛する以外の選択肢はありません。
他の黄金聖闘士もそれぞれに素敵なキャラが
揃っており、
自分の星座の聖闘士が誰か、どう活躍するかで
読者たちが一喜一憂したものです。
特に乙女座男子は、星矢以前と以後では、
自分の星座を伝える時の態度が根本から違う。
星矢以前「え、俺の星座……?……乙女座……」
星矢以後「俺、乙女座!」(超得意げ)
ちなみに私は魚座です。登場まで長かったなぁ……。
まだまだ語り足りないですが、続きはまた後日。
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