忍者話が続いたのでちょっと気分転換に。
「あるある」と言うほど多くはなく
しかし確かに一定期間、複数の漫画に
共通したものがあった、
というタイプのものはこのタイトルで
語ろうと思います。
男のアイシャドウといえば
真っ先に浮かぶのは『パタリロ』の
バンコランですが、
『悪魔の花嫁』デイモスや
『ときめきトゥナイト』のサンド、
『FSSS』のレディオス・ソープ、
『日出処天子』の厩戸王子や
茶木ひろみ『銀の鬼』の十年(とね)の目元も、
トーンや線を多く入れて天然アイシャドウっぽい
表現になっていました。
『伊賀野カバ丸』目白沈寝は原作は普通ですが、
アニメと実写版では紫アイシャドウが入っています。
アニメだと『ダンクーガ』のシャピロとか
『サムライトルーパー』の毒魔将ナアザが
アイシャドウくっきりでした。
確かに当時のメイクは紫や青系の目立つ
アイシャドウをまぶた一面に塗ってました。
『イブの息子たち』文庫版1巻の表紙の
バージルもアイシャドウ塗ってるみたいに
なってます。(普段は別に化粧してない)
『うる星やつら』のラムちゃんもその名残で
青いアイシャドウをしてますが
何故男キャラにも使われたのかは謎です。
『ブラックエンジェルズ』で勇気が邪悪になった後、
霊士たちホワイトエンジェル全員がまぶた一面に
トーンのアイシャドウになってたのは
闇落ち表現だったのかな?
サンプルが少ないですがこれも70年代から存在し、
80年代前半でも使われ、
80年代後半から廃れた表現ですね。
しかしまさか2018年になって、
『聖闘士星矢ND』で13番目の黄金聖闘士
オデッセウスに使われようとは……。