昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

服部昇大『邦画プレゼン女子高生 邦キチ!映子さん』その34(12巻感想8)

8本目は
砂の器

映子ちゃんが
「原作小説を越えたと
原作者自ら語った作品」

と言ったことで
部長からツッコミが。

部長「しょうもない
小説家という
場合もあるだろう」

映子「その小説家と
いうのは……
松本清張なのですが!」

部長「いや超大物だった!!」

そしてその作品を
改変した脚本家は

映子「『羅生門』『七人の侍
『生きる』『八甲田山
白い巨塔』等を手掛け

「戦後最大の脚本家と
呼ばれた……橋本忍!!」

部長「こっちも
超大物だった!!」

というわけで戦後最大の
ヒットメーカーたちが
タッグを組んだ作品が
砂の器(1974年)

映子
「物語のベースは
とある殺人事件の捜査!

犯人を追う刑事・
丹波哲郎が主役の
ミステリーもの
なのですが」

「この映画の見所は
後半の40分に及ぶ
犯人の少年時代の
壮大な回想シーン!

ハンセン病で謂れなき
差別を受ける父と息子の
全国放浪の旅!」

映子ちゃんの語りが
とてもまともだ……。

あらすじだけでなく、
斬新な演出法や
名場面も紹介した
上で

映子「なんと
これらのシーン……
原作小説では
たった三行ほど!!」

映子ちゃんは最近
読んだという本の
一部も引用、

橋本忍の原作への
考え方について

「原作は何を
目指していたのか、
それを捕まえて、

それを伸ばしていく
ことが、バトンを受け継ぐ
者の仕事じゃないかな」

ヨミ―
「それな~!!
いやマジそれ!」

「大事なのは改変するか
しねーかじゃなく……

マジんなってやれっ
つー話なんだな
実写化を!!」

ヨミーちゃんは
大絶賛。

なおこの本のタイトルは
『鬼の筆 戦後最大の
脚本家・橋本忍
栄光と挫折』(著:春日太一

橋本忍『幻の湖』
何故失敗したのかも
取材、分析してあるとか。

映子「まさに我々
向きの奇書でも
あり……」

部長「お前だけ
だけどな……」

個人的にはすごく
気になる……!

そして後日、マリアに
大量の作品を勧められる
ヨミーちゃんでオチ。

マリア……焦っては
いけない……

幼児の手を引くように
優しくゆっくりと……

自らの足で沼へ
歩かせるのです……

(謎テレパシー)

続きはまた後日。

服部昇大『邦画プレゼン女子高生 邦キチ!映子さん』その33(12巻感想7)

7本目は
「カラオケ行こ!」

実写化に激しい拒絶
反応を示すヤンキー娘、
ヨミーちゃんに

今回はマリアが
「成功する実写映画化の
パターン」を熱く語ります。

マリア「では早速……
印刷してきた この
資料をご覧下さい!」

「主に同志が現れた
時向けの 同志向け
作品のプレゼン資料でも
あるのですが」

完全にロックオン
されている……。

まず一つ目は

・「改変をしない」

例:ゴールデンカムイ

そもそも何故改変するのか?

→漫画と映画では物語の
構成が異なるから、とか
言い出したらもう

目線は重度オタク
クリエイター寄り……。

その2として

・原作にあえて要素を
足す「追加要素改変」

例:『カラオケ行こ!』

ヨミ―「い……いや
行かねーよ!」

直後に映画のタイトル
だったとわかって、
恥ずかしがるヨミーちゃんが
可愛い。

あらすじとおススメ
ポイントを聞いただけで

ヨミ―「それ……
すげーよくないか……!?」

マリア「ヨミーなら
この逸品の価値が
わかると思って
いましたよ」

ヨミーちゃんが
どんどんこっち側へ
引き寄せられている……。

簡単なあらすじは

主人公の中学生で
合唱部の少年は
ある日突然ヤクザに
カラオケに誘われ、

組のカラオケ大会で
歌うため、レッスンを
してほしいと頼まれる
コミカルなお話。

成功した改変ポイントと
して、

・ヤクザを演じる
綾野剛のなりきり感。

・原作ではカットされた
(そもそも漫画では
表現不可能な)

下手な歌を歌うヤクザと
いう映像の面白さ。

そして追加要素として

マリア「合唱部の
後輩が主人公に
複雑な感情を抱く 
濃いキャラになったり」

「主人公が入り浸る
“映画を観る部”が
オリジナルで足されたり
……」

これを「追加要素が
作品を違う角度からも
照らし……

原作のテーマに
更に多面性を
与える改変になる」

と、解説。

ヨミ―
「ゲェ~ッ 良い!
好き~っ!!」

即落ちのヨミーちゃんに
満面の笑みのマリア。

そして大トリは
映子ちゃん。

映子「改変が良すぎて
原作を数段上回って
しまった実写化と
いうのが……」

部長「あるか
そんなの……!?」

続きます。

迷子『プリンタニア・ニッポン』その18(5巻感想2)

いつも陽気な塩野も、
今の自分の姿に佐藤が
ショックを受けたと
気付いて反省。

佐藤「説明するんだろ?」
(迫真)

塩野「する!!」

普段温厚な人は
怒らせてはいけない……。

以下、塩野の回想
シーンで何があったか
語られます。

危険区域に向かった二人は
まずは様々な処置や
チェックを受けます。

その際出会った向井さんの
同僚は

塩野が「向井さんの
友人」と自己紹介した
ことに衝撃を受けます。

(4巻54話登場。
まだ名前は出てない)

※向井さんは口下手で
人付き合いが苦手だと
友人登録したがらない。

(塩野を見て)

同僚「俺と似たテンション
じゃん! 俺とも友人登録
してくれてもいいじゃんか!!」

向井「……?失礼なことを
言うな」

同僚「失礼なことを言うな!?!?」

何て言って断ったか
察しがついた……。

妙に張り合う姿勢を
見せますが、塩野には
敵わず……。

塩野「そうだ!ねえ名前……」

同僚「覚えてろよーッ!!」

(塩野視点だと「遊んで
もらった」感覚)

そんな準備や
和みから一転。

調査地点にカプセルが
降ってきたと思ったら、
出てきたのは

「……まさか
旧人類……」

・超音波を吐く。

・重量のあるデコイを
軽々ブン投げる。

・性別が瞬時に変わる。

こんな人類がいるか!!

というツッコミはともかく

塩野が性別の変化に
気付いた時、

「女性の体型だったのに
男性に変化」ではなく

塩野「マリヤと同じ型
なのかなって思ったん
だけど……」

※マリヤは遠い昔に
実在した伝説上の人物。

つまりこの世界には
生きてる女性は
存在しない……?

緊迫したアクションシーンが
続いた後、謎生命体は
プリンタニアに包囲されて
何故か大人しくなります。

プリンタニアを目にした
途端、素直に捕獲された
のは何故なのか、

そもそもこの生命体は
何なのか?

様々な謎が増える中、
報告を聞いた瀬田さんは

「本当に旧人類だったら
その……どうなるん
でしょうね?俺たちって」

時々本作には「現行人類」
という単語が出てきますが

いよいよ一度人類が
滅びかけた説が
真実味を帯びてきた……。

続きはまた後日。

迷子『プリンタニア・ニッポン』その17(5巻感想1)

念のため解説:

ネコ型AIに管理される
快適なディストピア社会に
暮らす佐藤46と

エラーから生まれた
不思議生物プリンタニア
(名前は「すあま」「そらまめ」)

との、ほのぼのかつ
どこか不穏な日常話。

第5巻では、本作の
謎が色々明らかに。

前巻では主人公・佐藤の
友人、塩野が危険区域へ
調査に行くことに。

向井さんに警備役を
頼んだと言われても
佐藤は心配で……。

冒頭62話では佐藤だけで
なく、向井さんの友人、
遠野さんも不安な様子。

プリンタニアは
ストレスを抱える人に
寄り添う習性があるので

仕事中の遠野さんは
プリンタニアに囲まれ、

佐藤はすあまがひしっと
抱き着いてる状態で

佐藤「俺は別に
寂しくはないよ!」

瀬田「う~ん
説得力のなさ~……!」

2人を元気づけようと、
瀬田さんは何かイベント
でもないかと

永淵さんに相談を
持ちかけますが……。

永淵「ハッピーな
気分にさせる処置を
脳に直接施す方が
良くないかい?」

結局自分で企画する
ことになる瀬田さん。

成長したなぁ……
(謎の親目線)

イベントは「彼岸」
=バーチャル空間で
行われます。

プリンタニアのフィギュアや
ロボットのプリンタニアなど
多数の展示物に、人々は
興味津々。

最大の目玉は

プリンタニア
ファッションショー

(プリンタニアの生みの親)

高城「文化の極み……
だね」(感涙)

佐藤「そッすね」
(何とも言えない表情)

会話の流れから
佐藤に元気を出して
もらうための企画だと
察して

佐藤「さては瀬田くん
いいやつだな?
知ってたけど~」

瀬田「えっ
いや……ええ~」

ほっこりしつつ、ふと
すあまがいなくなったと
思ったら……

(バーチャル空間では
すあまは頭身が伸びた
人型体型になれる)

華麗なファッションに
身を包んだ、巨大すあまの
ファッションウォーク……!

開いた口が塞がらない
佐藤、瀬田さん、遠野さん。

佐藤「ほんと……
元気出ました
はい……」

すっかり和んだ佐藤
でしたが、塩野から
通信が届くと……

塩野「やっほー
見てよこの怪我!」

元気そうではあっても、
包帯まみれの姿で……。

佐藤「はぁ!?」

続きます。

アニメ版『悪役令嬢転生おじさん』その10(5話感想2)

Bパートはゲーム
世界のみの話。

ビーストについて
調べようと、図書館に
来たアンナとグレイス。

そこにヴィルジール王子の
従者、ピエールが王子を
探して駆け込んできます。

王子は有能だが堅物の
ピエールに、時折
「息が詰まる」と

姿をくらますことが
あるとナレーションで
解説。

以前のグレイスはその
たびにピエールを
責めてましたが

グレイス(憲三郎)
「こう考えては
いかが?

殿下がご自身の
意思であなたのもとを
離れている間は

あなたもまた殿下から
解放されている時間で
あると」

人間、息抜きも
大事だと説く憲三郎。

ピエールとアンナの
好感度が上がります。

折角だからとピエールに
ビーストについて尋ねる
グレイス。

ピエールのビーストは
水属性のガーゴイル

去年のマジック
エキシビジョンでは

王子の風属性のビーストの
サポート役を務めた話が
出てきます。

ピエールがグレイスに
「いずれ殿下の奥方に
なるお方」=主人も同然と
言うと、

グレイス
「殿下のご結婚の対象が
私である保証はないの
ですから」

→王子が慌てて登場。

即ピエールに捕まります。

※当然、憲三郎は
王子に気づいていた。

二階にいたのに話が
聞こえたんですか?と
訊ねるアンナに
風魔法だと解説。

同じ風属性ならと、
グレイスは王子に

アンナに風魔法を
教えてほしいと頼みます。

憲三郎
(そうすれば二人の
親密度も上がって
攻略も進展するはず)

しかしアンナが遠慮して
断りそうなので

(要約)

「この修練はあなたの
ためではありません。

マジックエキシビジョンで
私のサポートを務めて
もらうためです!」

憲三郎視点だと、強引に
自分の都合を押しつける
悪役令嬢らしい
ワガママのはずが

アンナ「私が
グレイス様の
サポートを……!?」

大喜びで王子との訓練の
話を受けるアンナ。

王子
「なるほど。そういう
ことなら私も協力を
惜しまないよ」

ピエール
「流石です、グレイス様」

巧みに背中を押した、と
好感度を上げる王子と
ピエール。

憲三郎
(なんでこう……
なるのっ!?)

欽ちゃん口調とわかった
人は昭和生まれ。

続きはまた後日。

アニメ版『悪役令嬢転生おじさん』その9(5話感想1)

Aパートはゲーム世界と
現実世界が同時進行。

ゲーム世界ではグレイスの
従魔(ビースト)が
すごくレアなものだと、
学園長が見に来ます。

学園長、先生、アンナ、
ヴィルジール王子、
オーギュストの前で

ビーストを使った
魔法を披露する
グレイス。

その際の会話で

・名前とレベルが表記された
ステータスウィンドウが

グレイス以外の他の
キャラには見えてない
ことが判明。

・ウィンドウを操作して
水魔法、火魔法が使える
ように切り替えられるが
同時には出せない。

・二つの属性を持つ
ビーストが生まれたことに
関して「心当たりは?」と
学園長に訊かれて

落馬したことをきっかけに
自分の中に二つの心が
存在するようになったと
正直に打ち明けたのに

「責任感の強さ、
成長の証」と良いように
解釈される。

・優秀な生徒のみが行う
ビースト+魔法の披露、
「マジックエキシビジョン」に
選ばれる。

それらのやり取りを
画面の向こうから
眺める娘の日菜子と妻。

時系列は少し前に戻り、
ビーストが生まれた直後の
話をしています。

ここでビーストの名前は
日菜子がつけたと判明。

(現実とゲーム世界が
繋がってると気付いて
もらえるように、

憲三郎と一緒に観ていた
アニメにちなんで
オリオンと名付けたのに

よく使われる名前なので
気付かれない……)

そして属性の変更も
日菜子が行っていました。

ちょっと画面から離れた
だけで、グレイスが
戸惑う事態が発生するなら

トイレにも行けない
のでは……!?

と思ったら、切り替え
可能なんですね。

つまりそれは

「こちらから手助けしないと
お父さんは話が進められない」

ということでもあると
分かって、やりきれるか
不安になる日菜子に

母「大丈夫よ。
日菜子は誰の子?」

日菜子
「父さんと母さんの子ぉ!」

母「オタクの血統を
信じなさい」

悟空と悟飯の
親子かめはめ波ポーズ……
仲いいな(ほっこり)

ヒヤヒヤする場面も
ありつつ、何とか順調に
物語は進んでいきますが

シナリオ通り、アンナの
恋を成就させる流れには
いかないのでは……?と
思う母娘でした。

続きます。

住吉九『サンキューピッチ』その3(1巻感想3)

エースピッチャーの座を
奪われると怯える三馬くんの
心が潰れないように、

桐山くんが一日三球しか
投げられないことを
打ち明ける小堀くんたち。

三馬
「まぁ そんなに
投げたいって言うなら?

しょうがねーから
投げさせてやっても
いいんだぜ」

三馬くんは調子を
取り戻しますが、

4階の窓の外で
怪しい人影が……。

これが前振りで、

こじらせ厨二病男、
一年生の伊能くんが
登場。

野球歴2ヶ月の補欠の
彼は、その秘密を盾に
桐山くんに勝負を挑み、

勝ったら自分を
レギュラー入りさせて
ほしいと広瀬くん
たちに提案。

実は彼は野球が好きと
いうわけではなく

伊能
「人生は暇潰し
それなら全力で
暇を潰したいだけです!!」

というわけで様々な
ジャンルに挑んで
きたそうで

「今年は甲子園を
攻略したい!!」

呆れる小堀くんたち
ですが、

広瀬(う~ん 変人には
違いないが 評価できる
ところもある)

(現状を踏まえた上で
戦略を立てる能力
そして大胆な行動力……)

広瀬くんは評価もします。

勝負が始まる前からの
揺さぶりや

勝負中の2人の
頭脳戦など、
ここもぜひ読んで
ほしい……!!!

結局、伊能くんは
負けたものの
今後は知恵を出し合う
際は一緒にいることに。

第6話からの
練習試合の際は
ベンチ入りしますが

彼、解説役兼ツッコミとして
便利なんだろうな……。

あとこの回では
野球部の女性監督、

古典の阿川先生が
登場。

大柄で大酒飲みの
三白眼年上女子って
クセの強いヒロインだ……

練習試合の相手は
いわゆるワンマンチーム。

1年生にしてプロ入りを
期待される轟(とどろき)
選手だけが突出しているから

「桐山くんの存在は
三馬くんのメンタルの
弱さをどれだけ補えるか」

という実験には最適だと
わざわざスケジュールを
組み替えての試合。

他校の関係者にも誰にも
不利益が出ないように
したと言う小堀くんに

伊能「小堀先輩が
一番高校生離れ
してますよね」

広瀬「他校の監督たちと
飲みに行ってそう
だもんな」

小堀「そんなまさか!!
ちゃんとソフト
ドリンクだよ」

一番変なのはもしかして
この子では……!?

続きはまた後日。