7本目は
「カラオケ行こ!」
実写化に激しい拒絶
反応を示すヤンキー娘、
ヨミーちゃんに
今回はマリアが
「成功する実写映画化の
パターン」を熱く語ります。
マリア「では早速……
印刷してきた この
資料をご覧下さい!」
「主に同志が現れた
時向けの 同志向け
作品のプレゼン資料でも
あるのですが」
完全にロックオン
されている……。
まず一つ目は
・「改変をしない」
例:『ゴールデンカムイ』
そもそも何故改変するのか?
→漫画と映画では物語の
構成が異なるから、とか
言い出したらもう
目線は重度オタク
クリエイター寄り……。
その2として
・原作にあえて要素を
足す「追加要素改変」
例:『カラオケ行こ!』
ヨミ―「い……いや
行かねーよ!」
直後に映画のタイトル
だったとわかって、
恥ずかしがるヨミーちゃんが
可愛い。
あらすじとおススメ
ポイントを聞いただけで
ヨミ―「それ……
すげーよくないか……!?」
マリア「ヨミーなら
この逸品の価値が
わかると思って
いましたよ」
ヨミーちゃんが
どんどんこっち側へ
引き寄せられている……。
簡単なあらすじは
主人公の中学生で
合唱部の少年は
ある日突然ヤクザに
カラオケに誘われ、
組のカラオケ大会で
歌うため、レッスンを
してほしいと頼まれる
コミカルなお話。
成功した改変ポイントと
して、
・ヤクザを演じる
綾野剛のなりきり感。
・原作ではカットされた
(そもそも漫画では
表現不可能な)
下手な歌を歌うヤクザと
いう映像の面白さ。
そして追加要素として
マリア「合唱部の
後輩が主人公に
複雑な感情を抱く
濃いキャラになったり」
「主人公が入り浸る
“映画を観る部”が
オリジナルで足されたり
……」
これを「追加要素が
作品を違う角度からも
照らし……
原作のテーマに
更に多面性を
与える改変になる」
と、解説。
ヨミ―
「ゲェ~ッ 良い!
好き~っ!!」
即落ちのヨミーちゃんに
満面の笑みのマリア。
そして大トリは
映子ちゃん。
映子「改変が良すぎて
原作を数段上回って
しまった実写化と
いうのが……」
部長「あるか
そんなの……!?」
続きます。
