昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

盆ノ木至『吸血鬼すぐ死ぬ』その50(25巻感想6)

第311死は野球拳大好き回。

連載時だとクリスマス頃
だったんでしょうね。

通りすがりの吸血鬼
ミニスカサンタを考える
会会長の能力によって

ミニスカサンタ姿に
される野球拳大好き
こと拳兄。

変態を鉄拳制裁して
衣装を脱ごうとすると
酔っぱらって泣いてる
コユキを見かけます。

拳兄「話の一つも
聞くぜ? 野球拳する?」

ところがコユキの反応は

コユキ「ありがとうございます。
親切なサンタのお姉さん」

コユキの説明から自分が今、
他人の目にはミニスカサンタ
姿の若い美女に見えると
知ります。

拳兄(あ この衣装
そういう催眠術つき!?)

脱げば催眠も解けるはずと
考えていたら、物陰に
マスターが……。

拳兄(むき出しの
ナイフのような
不器用なお父さんの
視線を感じる)

実はコユキは拳兄のことで
マスターとケンカしていて

そんなに悪い人じゃないと
主張してくれてるのに
聞く余裕もありません。

話の最中にコユキがサンタ
服を引っ張って破けて
しまい

コユキ「今一瞬 ミニスカ
サンタ野球拳のおじさんが……?」

マスターも不思議そうに
目を擦っており

・服を脱いだり破れたり
すると催眠が解ける。

・解けたら半裸のおっさんが
娘の隣にいるとマスターが気づく。

ドンキで安売りしてるような
ペラペラ衣装に命がかかって
しまったと戦慄する拳兄。

こんな時に限って謎の
生き物や善意のおばさんが
現れて糸や服を引っ張り……。

ピンチの最中なのに、通り
すがりのマイクロビキニ

(帰れ!!コタツ入ってろ!!!)

ツッ込みつつ寒いだろうと
気遣う拳兄は優しい。

結局コユキを守るために
服を破いてしまい、
下等吸血鬼を退治したのに
マスターにぶっ飛ばされます。

コユキも下等吸血鬼から
おんぶして逃げてくれたのは
マスターだと思っているし
気の毒に……。

せめて(退治された吸血鬼を
検証中の)半田くんだけは
分かってあげて……!

続きはまたそのうちに。

拳兄が魔法少女にされた時に
ファンになった人もいる
らしいから、

今回もひそかにファンが
増えていても
驚かない……。

(19巻226死)