昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

盆ノ木至『吸血鬼すぐ死ぬ』その46(25巻感想2)

第305死はショットと
毒舌中華娘ターちゃん回。

この二人も面白い
関係性ですよね。

(ちなみにター・チャンが
フルネームです)

ギルドに来たターちゃんは
食材の買い出しに行きたい
コユキに留守番を頼まれます。

マスターや他の退治人も
出払ってるところに
ショットが依頼を済ませて
帰還。

二人きりの空間で唐突に
寒い一発芸をやり続ける
ショット。

ターちゃん「一刻も早く
この世から消えろ」

ツッコミが辛辣……!

そこに吸血鬼ダダ滑り
ダダが登場。

ダダ星人を人っぽくしたら
こうなる感じのビジュアル
です。

吸血鬼の攻撃から
ターちゃんを庇いつつ
見事倒したと書くと
カッコいいのに

キメのコマでの叫びが

ショット「乳首洗濯
挟みーーーッ!!!」

だからなぁ……。

実はショットの奇行は
ターちゃんが元気が無さそう
なので和ませようとしたため。

(原因は料理下手のコユキ
変な料理を作る気満々だったから)

それを聞いたターちゃんは

お返しの一発芸を披露。

ターちゃん「……これで
チャラある!

庇われたり気遣われたり
お前に借り作る気ないね!」

ちょっと照れてるのも
ショットのバンダナを
借りるのも可愛い……!!!!

ショット「ありがとう
ターちゃん……」

ここまでは甘酸っぱい
雰囲気だったのに!!

「それすごくいいわ……
俺にくれ!」

(戻って来たロナルドと
サテツに披露しようとして
背後から蹴りを喰らう)

そういうとこだぞショット!!!!

なおコユキの料理は
ターちゃんと帰ってきた
マスターが先に料理を作って
阻止するオチ。

裏表紙の解説によると
ターちゃんのショットの
第一印象は悪くなかった
そう。

(11巻128死
「続ビタースィート・
ショット・メモリー

巨大下等吸血鬼から
ターちゃんを助けた形での
出会いでしたからね……。

つまり彼女は、ショットの
デビュー戦から新横を
代表する若手退治人の
一人になるまでに

成長していく過程を
見ているわけです。

強くなったと思えば
醜態を晒し、

カッコつけても
だだ滑る……。

しかしそれがショットの
可愛いところです。

続きはまた後日。