昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

『ZOIDS(ゾイド)』その9(9話感想)

冒頭、バンたちは帝国の
ゾイドに追いかけられます。

国内を帝国軍に好き勝手
されてるのに何やってるんだ、と
ムンベイが憤る台詞で
共和国の現状が伺い知れます。

苛立つバンは攻撃に転じますが
弾が当たりません。

しかし突然、帝国側の
ゾイドは逃げていきます。

「標準が狂ってた」とバンが
言ったのに嫌な予感を覚える
アーバイン

彼らが迷い込んだのは
ゾイドを狂わせる周波数を
放つ土地でした。

帝国のゾイドが退却したのは
それを知ってたから。

パルスガードというゾイド内の
機能で少しは影響を受けないように
できますが、どのくらいもつかは
ムンベイにもわかりません。

来た道を戻るか、進むかと
考えていたらジークが
苦しげに呻いて倒れたため

帝国側とまた鉢合わせするより
谷を抜けることを選びます。

ところが道の途中で
ジークの目の色が変わり、
バンやグスタフ、コマンド
ウルフを攻撃し始めます。

そのままジークはシールド
ライガーと合体したまま逃亡。

ああなったゾイドはもう
元には戻らない、諦めろと
アーバインに諭されても
追いかけるバン。

(追って行こうとしたフィーネは
ムンベイに止められる)

この回では崖から落ちて
ケガをしようが

ジークに尻尾でぶっ叩かれ
ようが、シールドライガー
踏み潰されそうになろうが

ジークごと崖から落ちそうに
なっても、絶対に諦めない
バンのド根性と

それに応えてジークが
正気を取り戻すという
カタルシスが素晴らしい。

正気を失ってる相手を元に
戻す、という王道展開だと
涙がかかる場合が多いのに
この回では汗なんだ……。

バンの腕に限界が来て一緒に
崖から落ちていく時に

途中でジークが正気に戻って
バンを抱えて飛ぶシーンは、
お約束だけど胸が熱くなりました。

この回はバンとジークの
絆だけでなく

登場時は強かで油断ならないと
いう描かれ方だったムンベイと
アーバイン

すっかりバンとフィーネの頼れる
保護者ポジションになってる
ことも示されます。

絶好のタイミングで狙撃したり
ホバーボード投げてくれたりと
ナイスアシスト……!

続きはまた後日。