昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

荒川弘『黄泉のツガイ』その8(4巻感想2)

一旦、家に戻った
ユルとデラさんたち。

ハナさんが見たものは

・馬券

ガールズバーの名刺。
(ジンさんが連絡用にと
くれたものだが知る由もない)

・隠し子っぽい少年。

ハナ「……デラさん
資産いくら持ってます?」

デラ「あっ……離婚慰謝料の
計算してる!!」

いつもピンチだなこの
偽装夫婦……。

そんなコミカルなやり取りを
挟みつつも重大な情報が。

ユルの両親とアサに東村の
結界を抜けさせたのは
デラさん父だった。

オバさん「命助けてもらった
から この話は聞かなかった
ことにする」

賢明です……。

オバさんが自分の命惜しさに
ユルを売ろうとした件で
彼女をどうしたいか
デラさんに訊かれて

ユル「べつに 俺らを
殺す気は無いみたいだし」

仲間の埋葬をしたいと言う
オバさんを手伝うユル。

オバさん「……簡単に
人殺すって言ったり
敵の埋葬を手伝ったり……

倫理観の置き所が
よくわからん子だね」

ユル「死体埋めとかないと
疫病が出るだろが」

蛮族脳の方が合理的なのかも。

手長足長のあるじであり、
デラさんの異母弟と判明した
ケンくんが説明します。

葛飾の飲み屋で働いてた
エチオピア人が母で
日本の山奥の隠れ里の
関係者が父って

なんていうかグローバル……)

デラさん父=先代の田寺は
現在行方不明。

もともと風来坊タイプ
だったらしい。

ツガイの引継ぎもしてないので
デラさんも使えるが
危機的状況に反応しないなど
「主を守る」感がない。

「田寺家のツガイ」
なので、ケンくんにも
使えたんですね。

強いツガイを封印から解いたら
ヤバすぎたので、

自分が餓死でもすれば
この場に束縛され、
いずれ消えてしまうと考えて
マヨイガに籠ったケンくん、

覚悟決まりすぎてない……?

なお居候が増えたことに
関しては

(ケンくんが母から渡された
預金通帳の額を見て)

ハナ「君さえよければ
ずっとうちにいていいのよ?」

慈母のごとき笑みで……!

ケンくんのちょんまげ風の
髪をオモチャにする前虎さん
可愛い。

また、通帳の振込みの日付から
先代田寺さんはまだ生きてると
判明します。

続きはまた後日。