昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

松井優征『逃げ上手の若君』その24(11巻感想1)

第11巻、発売中です!!

記念に語ります。

詳細はボカしますが、
ネタバレにご注意ください。

前巻のお話:

時行軍は関東庇番との戦いで
渋川、岩松、石塔たちを破って
前進。

次なる相手、馬の頭を被った
今川範満は駄馬を次々に
乗り換え、驚異的なスピードで
時行軍を襲う。

それに対抗すべく、時行は
今川の前を走ることで
彼を挑発し、味方の士気を
上げる……。

89話冒頭では
弧次郎VS長尾景忠の続き。

筋肉増強剤とか興奮剤とか
中世に出てくる単語じゃない……。

弧次郎が苦戦していると
保科さんが交代を申し出ます。

拒否したら頭にゴツンと一発。

保科「相手の力量を
測ってから戦をしろ!」

四宮「志があればこそ
大人を頼れ」

いい人たちだ……(ほっこり)

そして今川さんの
過去回想も開始。

(ネタバレするのは勿体
ないので詳細は秘密)

散々不気味なキャラとして
描いてたのに、

ちょっと悲しい過去があるだけで
好きにさせる手腕がすごい。
(大絶賛)

無茶苦茶な手段で馬を
パワーアップさせ、
時行を落馬させますが
その隙を突いて吹雪が……。

今川さんの涙ながらの
呟きに、憐みを覚える
時行を叱咤する吹雪。

吹雪「将たるものは
敵を憐れんで
馬を止めない!」

時行が瀕死の今川さん
(体を括りつけてあるので
落馬はしない)を追い越して
味方の士気を上げます。

一方、長尾さんは負傷
しながらも粘ってましたが

上杉さんがドクターストップを
かけて士官を認める宣言。

良かったね……?

孫二郎は退却に反対
しますが、上杉さんは
冷静に自軍の不利を解説。

魔界の住人みたいな
見た目のマッド
ドクターなのに
何故か時々常識人。

それが上杉さん……。

自軍の動きに気づいた
今川さんが「逃げろ」と
命じても部下たちは従いません。

「瑪瑙亡き後、殿は
早くなりすぎて我々は
ついていけなかった」

「今こそ共に冥土まで」

慕われてたんですね……(泣)

向こうで大事な相棒に
出会えることを祈ってます。

勝利に沸く時行軍ですが
アフターケアも怠らない
時行はまさに大将の器……。

そりゃ吹雪も泣く。
私も泣く(二度目)

続きます。